消費増税前に中古車を買った方が本当にお得なのか?予算100万円以下のミニバン中古車選びの真実

中古車消費増税2

みなさんこんにちは。埼玉にある格安中古車販売ラインアップです。

本年も皆様の為になる情報を発信していきますのでどうぞ宜しくお願い致します。

さて、今年ももうすぐで消費税が5%から8%へ増税されます。

高額商品ほど消費増税の影響が大きいですからみなさん気になるところだと思います。

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実際に中古車購入を検討している方に質問ですが、消費税が上がる前に中古車を買った方がお得だと思いますか?

 

そこで今回のテーマ

「消費増税前に中古車を買った方が本当にお得なのか?予算100万円以下のミニバン中古車選びの真実」

を詳しく解説したいと思います。

消費増税のスケジュール

中古車消費増税2

まず先に結論から言ってしまいますと、どちらもさほど変わらないと思っています。

なぜなら、中古車というのは新車や家電とは違った要素で価格が決定される商品だからなんですね。

そもそも、中古車の価格がどのようにして決められているのかといいますと、全国にある中古車オークションという車の市場があって、そこで競りにかけられて売買されていきます。

そして相場が形成されていき、中古車屋さんの店頭に並ぶ価格が決定されていくという仕組みなんですね。

要するに、オークションでの相場があって、そこから販売価格を決定しているんです。

 

そこで、今回の消費増税がオークション相場に与える影響をどう考えるか?

 

あくまでも僕個人の考えですが、増税前に買っておいた方がお得だと思っている方が多いのに加え、「中古車販売店の多くが増税前が安く買えるチャンスです!」的な煽りを大々的に行うことで、増税前に買った方がお得といった雰囲気が蔓延することにより、

駆け込み需要として増税前に購入を前倒しする方が増えるのだと思っています。(過去の増税時のデータから)

だとすると、増税前の駆け込み需要により、オークション相場が間違いなく高くなります。

 

なぜなら、オークション相場は需要と供給のバランスで形成されるものだからなんです。

 

どういうことかと言うと、欲しい人が沢山いるのに車の数が少なければ奪い合いになり、競り上がって高値で落札されていきます。

逆に欲しい人が少なくて車があり余っている時は、競ることもないので安値で落札されます。

中古車流通の仕組み上、需要と供給のバランスでオークション相場が決定され、それが各店舗での店頭価格に反映される形になるんですね。

分かり易く、例をだして説明してみますね。

■H25年3月(消費増税前)の時点でエスティマの中古車が、車両本体価格が80万円、諸費用20万円(税金など)、合わせた乗り出し総額が100万円であったとします。

このエスティマがH25年5月の消費増税後、価格がどう変わるかというと、車両本体が80万円→82.4万円(24,000円割高)、諸費用20万円はほとんど税金なので消費税は関係ありません。よって乗出し総額は1,024,000円になります。

「なんだ、やっぱり増税されたぶん、24,000円も高く買うはめになってしまうじゃん!!」と思われると思いますが、ちょっと待ってください。

これは、車両本体価格が同じである前提での計算なんです。

先ほどオークション相場の話をなぜしたのかと言いますと、増税前の駆け込み需要によって、需要が一気に増して車の数が追い付かなくなってくると競り上がって相場が高くなります。

なので、上記の例で考えると、増税前に車両本体価格が80万円だったエスティマが、増税後に75万円位まで下がる可能性は大いにあります。(増税後の冷え込みで需要が減るため)

75万円の3%は22,500円になります。要するに増税分で22,500円割高になるけれども、車両本体自体が50,000円安いので、増税前の80万円と増税後の75万円+22,500円(3%)の比較をした場合にどちらもたいして変わらないという事になります。

新車や、新品家電などはいわゆる定価がありますので、増税前に買っておいた方がお得なケースが多いと思いますが、中古車に関しては、車両本体価格の相場自体が変動することによって一概に増税前がお得だと言いきれないんですね。

営業マンの「増税前に買った方がお得ですよ!」の何の根拠もないセールストークに騙されないように気を付けましょう!

 

今回の記事が、あなたの車選びに役立てばばうれしいです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

 

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