ドライブレコーダーが必ず役立つ7場面!ミニバンユーザーなら、もはや必須!

みなさんこんにちは。

埼玉県入間郡三芳町にある、コミコミ80万円以下のミニバン専門店、ラインアップ代表の菊池です。

物騒な事故で有力な手がかりとなったり、逆に「誤認取り締まり」で有力な反証になることが広く知られてから急速に普及したドライブレコーダー。

たとえ停車中でも盗難防止に役立つなどあらゆる場面で活躍しますが、今回はドライブレコーダーの基本と、特に役立つ7つの場面を紹介します。ミニバンに乗っている方に必見のシーンもありますよ!

 

タップできる目次

基本中の基本・ドライブレコーダーとは何か?


まずはこちらのドライブレコーダーの映像をご覧ください。

飛行機事故などのニュースでよく登場する事故直前の記録装置「フライトレコーダー」の自動車版、「イベントデータレコーダー」の一種で、特に映像を記録する装置を日本では「ドライブレコーダー」と呼んでいます。

英語圏では「Dashcam(ダッシュカム)」など他の名称で呼ぶ時もあるので、海外製品を安価に個人輸入しようという人は覚えていても良いでしょう。

その録画方式は大きく分ければ2パターンあり、どちらかを選択する場合がほとんど。

  1. 常時録画し、一定の時間が経つと古い映像データを新しい映像データで上書き。
  2. 同じく常時録画するものの、大きな衝撃など事故を検知すると、その前後一定時間のデータを消去せず記録。

事故対策としては2の使い方が最適ですが、単に景色を録画したいと記録メモリいっぱいに録画し続ける人も多く、動画サイトで「妙な車がいた」など公開されるのは1のパターン。

約15年ほど前に登場した時は、容量の少ない(2~4GB程度)のSDカードが記録媒体の主流で、単純に事故時の記録を残す「万が一の装備」としてあまり普及しませんでした。

しかし、現在ではカメラの性能向上、SDカードから大容量小型のmicroSDカードに代わって本体も小型化、あるいは付加機能が増え、「ただ走っているだけでは見逃す一瞬を記録しておける面白いカメラ」としても普及しています。

ドライブレコーダー、その真の必要性


もちろん、ドライブレコーダーとは単なる「面白映像収集カメラ」ではありません。

その本来の用途である事故の記録装置としては、事故が起きる数分前からさかのぼって録画、実際に事故が起きている模様、そしてその後に至るまでを記録可能で、後々それがさまざまな証拠となります。

ほかに無視できないのが「抑止力」で、監視カメラの前では何となく身構えるのと同様、存在するだけで犯罪などをためらわせる効果が。

仮に、何らかのトラブルに巻き込まれて車を降りなければならないとして、ドライブレコーダーに映像や音声が記録してあることを伝えたら、相手はそれでも凶行に及ぶでしょうか?

少なくとも相手の何割かは冷静さを取り戻し、家族に乗るミニバンであれば車内の大事な人も守れるかもしれません。

また、同じく大事な家族を乗せて帰省や買い物のためドライブ中、身に覚えのない標識や踏切の一時停止無視を指摘され、警察に止められたら?

あなたと家族の大事な時間を奪われないためにも、ドライブレコーダーの映像は重要な証拠となるでしょう。

それらも含め、以下に「ドライブレコーダーが役立つ7つの場面」をご紹介します。

1.交通事故発生!自分と相手の責任を示す証明

どんなドライバーでも、公道を走る限りはありえる交通事故。

悪質だったり、あるいはパニックに陥った相手ドライバーが「全部相手が悪い!自分は悪く無い!」と言い張る場面も少なくありません。

実際、青信号になってからゆっくりと発信した前走車に、赤信号の側の車が横から突っ込んだことがありました。

目の前で見たので警察に証言しましたが、突っ込んだドライバーは「まだ青だったので通過しようとしたら、脇から車が出てきたので避けきれなかった」と。

そんなバカなと思いますが、その時ドライブレコーダーがあれば、突っ込まれた車はもちろん、後続車の映像も動かぬ証拠とり、突っ込んだドライバーはその場ですぐ観念するでしょう。

また、相手が近づいて威圧的な態度を取ってきた場合にも、ドライブレコーダーの近くから動かなければ、映像だけでなく音声も記録されます。

警察が来て現場検証が始まる前のわずかな時間ですが、自分や同乗者の身を守るためにも、ドライブレコーダーは重要です。

2.当て逃げ事故で犯人を記録せよ!

加害者、被害者ともにその場で留まる交通事故ならまだ良いのですが、厄介なのが当て逃げ事故です。

ドライブレコーダー 当て逃げ

何しろぶつけた相手が逃走しており、警察を呼んでもとにかく相手が捕まらないことにはどうにもなりません。

そんな時、少なくともドライブレコーダーに当て逃げした車が写っていれば、警察も手配がしやすくなります。

運が良ければナンバーすら判別できるでしょうし、できなくとも車の特徴くらいは確実。

そもそも最近はドライブレコーダー搭載車が多いので、当て逃げで逃げ切れる可能性も少ないと観念する効果が既に出ているといえるでしょう。

3.警察の誤認検挙には映像証拠で徹底対抗!!

警察というのは本当に不思議な組織で、真面目に治安を守っているかと思えば、時には誤認検挙?をする場合も。

ドライブレコーダー 誤認検挙

特にターゲットになりやすいのが自動車の「一時停止無視」で、交差点や踏切など、一時停止地点を問題無く通過後、背後から自転車やバイクで追ってきた警官が不意に「今の場所、一時停止ってご存知でした?」と言い出します。

次には、「ああ、止まったつもりだったかもしれませんね?でも私は止まっていないのを確認しましたよ?」。

これはマニュアル化されているようで、昔からどの警官でもほとんど同じ言い回しです。

そこから捕まった側が急いでいそうなら、ゆっくり時間をかけて余裕の表情で追い詰めてきますが、この記事を読んでいる人の中にも、そうして泣く泣く、あるいは警官の権威に押されて切符を切られた人が数多くいるのではないでしょうか?

しかもそれが家族を乗せたミニバンなら最悪です。

やってもいない罪を着せられた挙句、根負けして切符を切られて車内に戻れば家族からは刺すような視線と矢のような非難を浴びせられ、家族で楽しいドライブの雰囲気はぶち壊し!

しかし、その状況を劇的に変えたのがドライブレコーダーで、警官の指摘した場所でしっかり一時停止した映像が残っているのですから、それを見せればいいのです。

それでも「止まっているように見えますが、タイヤは動いていましたよ」と言い出す警官もいるでしょうが、そこまで言うなら本署に連絡して科学的に検証してください、と言いましょう。

4.駐車監視で怪しい人影を見逃すな!

ドライブレコーダーには「パーキングモード」という駐車監視機能を持つ製品があります。

ドライブレコーダー 車上荒らし

これはエンジンやモーターを停止して駐車、すなわち車のシステムが完全に止まっている時でも、必要とあらば撮影してくれるという機能。

  • 動体検知(動いているものをセンサーで検知すれば撮影)
  • 震動検知(車に触ったりして動けば撮影)
  • 常時撮影(可能な限り常時撮影)

大抵はこの3パターン、あるいは複数の組み合わせです。

ミニバンなど大きすぎて自宅車庫に収まらず、目の届かない月極駐車場などに駐車している場合も、ドライブレコーダーのパーキングモードで駐車監視をすれば、愛車へイタズラしたり、車上荒らしの犯人を記録できる可能性が高まります。

ただし、車上荒らし対策はドライブレコーダーごと盗難される可能性もあり、他の盗難防止装置(音を鳴らすタイプで電源を切断するとさらに警報をスマホに送ったり、GPS情報を送る)と組み合わせた方が、より効果は高いでしょう。

なお、駐車監視機能はバッテリー上がりが心配されますが、バッテリー残量と連動して作動したり、パーキングモード用バッテリーが準備された製品を選ぶのがベスト。

5.自宅防犯カメラとしても機能

自宅に駐車している場合は、単なる駐車監視だけではなく、自宅自体の監視カメラとしても使えます。

ドライブレコーダー 自宅防犯

もちろん本来の監視カメラのようにあらゆる場所に設置したり、時間ごとに角度を変えて広い視野を監視することまではできませんが、玄関前などに停車している車なら日頃から怪しい人影などが無かったかのチェックも可能です。

さらに玄関を撮影できる位置にドライブレコーダーを向けていれば、しつこく悪質な訪問販売を記録するなど、苦情を行う際の証拠にも。

マンションなど集合住宅併設の自走式立体駐車場では、駐車監視によって他の車へ犯罪が行われた決定的瞬間の撮影という、コミュニティぐるみの防犯効果もあります。

6.最近は安全運転支援機能もあり

また、撮影している映像から車線逸脱(はみ出し)警報や、追突防止機能を備えた製品も出てきています。

これらは自動車メーカーが最新の自動車に備えた、カメラやレーダーなど複数のセンサーと組み合わせた安全運転支援装置ほどの精度はまだ持たないようで、自動でブレーキをかけるわけでもないため、あくまで「簡易機能」。

ただ、そうした機能が登場する以前の中古ミニバンを購入した場合、安価に後付け出来るのですから、簡易なものと割り切って購入する価値はあります。

7.損害保険連動型で、保険会社や家族に素早く通知!

さらに最近では損害保険会社もドライブレコーダーの大きな効果に着目、損保ジャパン日本興亜の「DRIVING!」など、保険商品の特約にドライブレコーダーを追加する例が出てきました。

通常の運転でも常に走行データを記録、運転診断や危険な場所をドライバーに伝えて事故リスク低下を助けてくれるほか、事故時には保険会社や登録してある家族への自動通知、警備会社が急行して救急車の手配や事故相手への聞き取りまで。

今後は保険会社のオペレーターと音声でやり取りが可能なドライブレコーダーも登場するでしょうし、そうなるとミニバンなど多人数が乗っている車では、ドライバーが負傷しても同乗者が代わって話すこともできるようになるでしょう。

損害保険会社の保険商品だけでなく、これからはドライブレコーダーを購入する際、保険会社と契約するオプションも登場するかもしれません。

単なる「ドライブしていて起きたことを保存するカメラ」から、起きたことへ対処するための重要なアイテムとして、一層大きな役割を果たし、さまざまなサービスと提携していくことが予想されます。

ミニバンユーザーへドライブレコーダーをオススメしたい理由


最後に、ミニバンユーザーへ特にドライブレコーダーをおすすめしたい理由ですが、まず第1には家族サービスなどで運転している場合、1人の時より注意力が散漫になるケースがどうしても出てくる、ということがあります。

特に小さいお子さんなど載せている場合、その行動は予想不可能と言っても良いですから、何かとんでもない理由でドライバーの注意力が下がらないとも限りません。

そこで事故を起こしてしまうリスクはもちろんですが、事故の瞬間をドライバーが見ていないことも考えられ、そこでドライブレコーダーを使えば何が起きたかすぐ把握できますし、その後の事故処理に大きく役立ちます。

第2には、逆に運転に集中して景色を楽しむゆとりなど全く無いような場合でも、ドライブレコーダーの映像を後からでも見れば、同乗していた家族が何を見て感動したのか、わかるかもしれません。

家族が喜んでいるのに自分は何が起きたか分からず話の輪に加われないのも、寂しいですよね?

そして最後に、「愛する家族のため、セキュリティを万全にしている」と、家族に立派なドライバーとして認めてもらうためにも、今やドライブレコーダーが必需品でしょう。

ドライブレコーダー 家族

最近「あおり運転」で車を半強制的に止められ非常識な輩に絡まれ死亡してしまう事件が多発しています。

そういった場面に運悪く遭遇してしまった場合でも、ドライブレコーダーはそういった非常識な輩に対して強力な「抑止力」となり、愛する家族を守る確率は高くなります。

「まだドライブレコーダーもつけてないの?そんな車に私たち乗らないとダメ?」と常識を疑うような視線を向けられる前に、愛する家族が安心してミニバンに乗れるよう、ドライブレコーダーの装着をミニバンドライバーにおすすめしたいですね。

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

この記事があなたの車選びに少しでもお役に立てば嬉しく思います。

 

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