雨の日に中古車を見に行くのはデメリットだけじゃない、雨ならではのメリットもある!

こんにちは。埼玉県のコミコミ100万円以下の「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。

あなたは「雨だから中古車屋さんに車を見に行くのはやめよう。。」と思ったことはありませんか?

たしかに、中古車屋さんの多くは屋外展示場ですので、雨の日だと車がよく見れないし、傘をさして雨に濡れながら車をみたくはないですよね?

でも実は、中古車の良し悪しを見極める上で、雨の日だからこそ分かることも沢山あるんです。

そこで今回は、雨の日に中古車を見に行くメリットとデメリットを分かり易く解説したいと思いますので、ぜひあなたの中古車選びにお役立てください。

まずはデメリットから解説したいと思います。

 

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雨の日に中古車を見に行くデメリット

1.外装(ボディ)のキズや凹みが雨でよく分からない
中古車 雨の日 キズ

中古車を見るときにキズや凹みの状態はとても気になるところですよね。私もたくさん勉強して長く仕入れをしてきましたが、雨の日は正直言ってプロでさえも外装のキズ凹みの判別はかなり難しいです。

どれもキレイに見えてしまうので後でこんなキズ凹みあったっけ?とならないよう注意が必要です。

2.外装(ボディ)の艶や色褪せが判別しづらい

これもキズ凹みの判別と同じでボディ全体が雨で濡れていると艶具合や色褪せも分かりづらいです。対策としては、お店の人に外装の状態を聞いてみるといいでしょう。

通常、お店側では一台一台、車のボディの状態を把握していますので、正直な営業マンであればキズ凹みなども教えてくれるはずです。中には悪い箇所を隠そうとする業者もいますので、その営業マンは信用できそうかどうかも、大切になってくるでしょう。

3. フロントガラスのひび割れが判別しづらい
フロントガラス ヒビ 雨の日

雨でフロントガラスが濡れている状態でひび割れを見つけるのは難しいです。小さな飛び石キズ程度なら大丈夫ですが、500円玉程度の大きなひび割れもあります。対策としては、ワイパーを動かして拭き取りましょう。最低でもワイパーの範囲のガラスはチェックできます。

4. マフラーからの煙が「白煙」なのか「水蒸気」なのか判別しづらい
雨の日 マフラー 煙

マフラーから出る煙を見て、エンジンの良し悪しを判断することができるのですが、雨の日だと水蒸気が多めに出るので判断しづらいので注意が必要です。なぜかというと、もし、白煙が多く出ているエンジンだと、エンジンに不具合がある可能性があるので絶対に手を出してはいけないからです。

水蒸気か白煙かを判別する方法としては、マフラーから出る煙がすぐ消えていくようであれば水蒸気、タバコの煙のようにいつまでも残って消えないようであれば白煙という見分け方があります。

5. エアコンの冷え具合も分かりづらい

いつもより気温も下がる雨の日で、なおかつ、雨に濡れた手をエアコンにかざしたら、それだけで冷たく感じてしまうものです。実際にはあまり冷えていないににもかかわらず勘違いしてしまいがちですので、注意が必要です。

対策としては、エアコンスイッチをON/OFFしてみて、確実にコンプレッサーが動作しているかをチェックしましょう。コンプレッサーがONになるとエンジンの回転数が上がりますので分かると思います。

このように、雨の日に中古車を見に行くデメリットをいくつかあげましたが、たしかにチェックするのは難しいですよね、特に、外装(ボディ)のキズ凹みは一番気になるところだと思いますので、対策としては、信頼できるお店や営業マンであれば、どこにどれ位のキズや凹みなどがあるか聞いてみるとよいでしょう。

次に、雨の日に中古車を見に行くメリットをお伝えしたいと思います。

雨の日に中古車を見に行くメリット

1. 外装(ボディ)の水弾き具合から、ワックスやコーティングの効き具合を確認できる
中古車 雨 水弾き

ボディ全体に雨が降って濡れているので、どれだけ水を弾いているかが一目瞭然で分かります。雨粒では無くて水がペターっと伸びている状態だと弾いていないと判断出来ますよね。フロントガラスも同様に、水弾き具合を確認しましょう。できるだけ弾いている車の方がベストです。

2. パワーウィンドウやパワースライドドアの開閉時に異音がないか確認できる
パワーウィンドウ異音 雨の日

雨の日になるとパワーウィンドウを開閉した時に「キー」と異音が出たりすることがあります。パワースライドドアも同様です。これは、水や湿気によるものが原因になりますので、まさに雨の日にチェックするのがうってつけになります。

3. エンジンのベルト鳴きを確認できる

雨の日になると、エンジンルームから「キュキュキュ」等とベルトが鳴く音がでることがあります。これも水や湿気によるものが原因で晴れの日にはでないけど、雨の日になると出る症状になりますので、チェックする絶好の機会といえます。

4. 来店客が少ないため、じっくり時間をかけて対応してもらえる

中古車販売店 お客様 説明時

一般的に、雨の日に中古車屋さんに行く人は少ないので空いていることが多いです。混んでいると対応してもらえなかったりすることもありますが、雨の空いている時であれば、店長クラスの人にゆっくり対応してもらえるので、濃い検討材料が得られます。

このように、パワーウィンドウの開閉やベルト鳴きなど、雨の日だからこそチェック出来る箇所もあります。中古車屋さんに限らず、混雑しているお店で待たされたり、対応が雑になったりすると嫌ですよね。なので、雨の日は空いていて、じっくり対応してもらえるのが何よりのメリットではないでしょうか。

まとめ

雨の日に中古車を見に行くメリットとデメリットをそれぞれの視点から解説しましたが、いかがだったでしょうか?

当店では過去に、豪雪の日にお客さんが来場されたこともありました!展示車がほぼ雪に埋もれていましたが・・・(汗)

ぜひ、あなたの中古車選びにお役立て頂ければうれしいです!

最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

 

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