20系アルファードってどんな車?最高級ミニバン2代目アルファードの特徴を徹底解説

20系アルファードってどんな車?最高級ミニバン2代目アルファードの特徴を解説

みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。

ミニバンの頂点と言われているアルファード20系。

外観も内装も高級感があり、そして利便性も高いのでファミリーカーとしても人気です。

「アルファード20系はどんな車なの?」

「アルファード20系は中古で買いたいけど、どんなのがいいの?」

「アルファードの前期と後期があるけど何が違うの?」

本記事では圧倒的支持を得ている2代目アルファードの魅力を徹底解説しています。

ぜひ最後までご覧ください。

動画でも紹介しています

タップできる目次

アルファード(20系)とはどんな車?特徴を解説

20アルファード
20系アルファード

アルファード(20系)は初代の10系発売から6年後の2008年に発売開始されました。

初代の10系型と違いボディサイズが大きいです。

また、内装も2列目シートがオットマン付きのキャプテンシートが採用されたため、快適にドライブを楽しむことができます。

20アルファードのキャプテンシート
キャプテンシート

コンセプトも「威風堂々 ミニバンの頂点へ」と掲げており、初代の10系よりも内外装に高級感を感じるデザインです。

発売期間2008年-2015年
サイズ(全長x全幅x全高)4,935x1850x1935-1950(mm)
型式DBA-GGH20W

DBA-ANH20W

DBA-GGH25W

DBA-ANH25W

駆動方式FF
ミッション6AT CVT
排気量2362cc(2AZ-FE型) 3456cc(2GR-FE型)
定員数7人-8人

上品な外観デザインの最高級ミニバン

数多くあるミニバンの中で最高級感があるアルファードです。

20系アルファード

アルファードはグリルセンター部が突き出しているので顔つきがかっこよく見えます。さらにメッキの加飾がされているので高級感が浮き上がるデザインです。

街中で見かけたとしても高級感があり、遠くから見ても迫力がある外観になっています。

通常でも高級感を感じるアルファードですが、カスタムパーツが豊富なのでアルミホイルを装着したりエアロパーツを装着したり、自分好みのパーツを装着できるためより高級感のある車にデザインできるでしょう。

ゆとりのある広々室内空間

アルファード20系は初代10系型と比べて室内も大きく変わりました。

20系アルファードの室内空間

室内の高さは10mm高くなり、さらに室内は75mm長くなって快適な車内空間です。

車内空間が広々としていると長距離ドライブでもゆったりと快適に過ごすことができるでしょう。

20系は2列目シートがキャプテンシートも豪華になりました。

オットマンの装備ができるようになり、長時間座っていることで足が痺れることや姿勢が辛い問題が解消されます。

乗る人も足を伸ばしてゆったりとドライブを楽しむことができるので満足感が高いでしょう。

高級感あふれる木目パネル周り

アルファード20系は4つの木目調パネルを採用しています。

20系アルファードの内装
プライムセレクションの「ツヤあり茶木目調パネル」

1つは通常の茶木目調、2つ目が赤木目調、3つ目がツヤあり茶木目調、4つ目がツヤあり黒木目調です。

4つの違いはグレードの違いによって採用されます。

  • 通常の木目調:X、Gグレード
  • 赤木目調:Sグレード
  • ツヤあり茶木目調:Sプライムセレクショングレード
  • ツヤあり黒木目調:Sタイプゴールド、S_Cパッケージ、G_Lパッケージ(後期)

基本的にはグレードが上がるごとに木目調の柄にツヤが出たり、黒っぽくなったりしますが、Gグレードは上級グレードであるものの、ベースグレードのXと同じ木目調パネルが採用されています。

Gグレードは内装色が白で、エアロレスの落ち着いた印象のグレードです。

それに合う木目調が通常の茶木目調だったのでしょう。ですので、見た目や装備による好みによって選ぶと良いですね。

木目調が採用されているのは、ハンドル上部・シフトノブ・ドアトリム・センターコンソールです。

ドアトリムとはドア室の内張り部品のことをいい、パワーウィンドウなどの操作スイッチがある場所になります。

ドアトリムまで木目調だと、高級感がありますね。

アルファード(20系)は様々な木目調パネルを採用することで、グレードごとに車内の雰囲気が変わります。

そのため、お好きなグレードを選ぶことで、高級感を楽しみながらドライブできるでしょう。

便利な収納スペース

アルファード(20系)は広々とした室内空間だけではなく、収納スペースも10箇所以上もあり豊富です。

センターフロアコンソールボックスはスライド式と回転式の2種類です。

Gグレードと、S_Cパッケージは、スライド式が標準装備されています。

スライド式はトレイ状の蓋を前にスライドすることで、収納するスペースが出てくるので本やティッシュ、その他にちょっとした小物など収納可能です。

回転式は蓋が下から回転するように開きますが、どちらも収納容量はほとんど変わりません。

その他にもグローブボックスも広く2段になっているので、旅行の時に使用するガイドブックなどの小さな冊子類も収納できるスペースがあります。

照明付きですので暗いところでも、奥の方まで収納物を探すことが可能です。

グローブボックスの上段(上記画像参照)にあるのが、シークレットボックスとなっています。

シークレットボックスは写真や手紙くらいのサイズで厚さが薄いものなら収納可能ですので、旅行に出かけた際の家族写真や交際相手へのサプライズお手紙など、さまざまな場面でも利用が可能なので便利です。

多彩なシートアレンジ

アルファードは、2列目シートがキャプテンシートと6:4分割チップアップシートの2種類存在します。

キャプテンシート
キャプテンシート
チップアップシート
チップアップシート

キャプテンシートの場合、2列目シートの左右が独立しているのでシートが広く感じます。

更にアームレストやオットマンがあるのでリラックスした姿勢でドライブを楽しむことが可能です。

また、中央が空いている「ウォークスルー仕様」のため3列目にスムーズに移動ができます。

キャプテンシートは最大乗車人数7人です。

アルファードのキャプテンシートは3種類のモードがあり、スーパーリラックモード、ラゲージモード、フルフラットモードがあります。

ゆったり広々座れる

6:4分割チップアップシートは最大乗者数は8人です。

チップアップシートは、2列目シートがフラットになっているため多く荷物が載せれるのが特徴になります。

センターにアームレストが装備されているため、2列目シートに2人しか乗らない場合は肘掛けとして利用できるのでリラックスできます。

アルファードでは6:4分割チップアップシートは最大ラゲージモード、ラゲージモード、フルフラットモードです。

最大ラゲージモードは2列目シートを前方にスライドして、3列目をサイドに収納することでマウンテンバイクが2台載るほどのスペースが確保できるのでレジャーに出かけたい人には最適です。

ラゲージモードはキャプテンシートと同様で、3列目シートをサイドに収納することで広々とした空間を確保でき、2列目にも人を載せることができます。

キャプテンシートとの違いは2列目シートがフラットですので、「3列目に大きな荷物を載せたとしても、5人乗ることが可能」。「2列目シートが折り畳み式ベンチシートなので最大荷室容量が大きいこと」です。

5人家族でキャンプなど荷物が多くなるレジャーや旅行使用、荷物の運搬がメインの職人さんなどには、8人乗りがおすすめでしょう。

アルファードは高級感があるだけではなく、多彩なシートアレンジもあるため利便性も非常に高いと言えます。

HDDナビゲーションシステム&プレミアムライブサウンド

メーカーオプションナビと呼ばれるHDDナビは、40GBの大容量HDD、高精細8型ワイドVGAディスプレイを採用しています。

ナビゲーションは鮮明で高精度な情報をスピーディーに提供が可能なので慣れない道でも対応ができるでしょう。

ナビゲーション以外にも地上デジタルTV(フルセグ)チューナーが標準搭載されてますので、映像が乱れたりする心配もなく精細なテレビ映像を車内で見られるため安心です。

そして、CD、DVD、ミュージックサーバー、Bluetoothオーディオにも対応しています。

これくらいの年式だとBluetoothオーディオが使えない車両も多いのですが、Bluetoothが使えればスマートフォンの音楽を聴いたりできるので、ナビ周りの装備で特に不満は感じないかと思います。

また、天井や左右のスライドドア内張りなどにスピーカーが内蔵された「トヨタプレミアムライブサウンドシステム」を搭載した車両では、より高音質な音を楽しむことが出来ます。

こちらは新車時に60万円超えとなる高級オプション装備で、アルファードならではの高級感をより一層楽しめます。

天井から音楽が聴けるなんて、シアタールームみたいですよね。

ただし、社外のナビを取り付けたい場合は、こちらのメーカーオプションナビだと取付できないので気を付けましょう。

スマートエントリー&スタートシステム

アルファードのスマートエントリーは鍵を操作することなく、ドアを開け閉めすることが可能です。

スマートキー

例えば、鍵をかばんやポケットに入れていたとしてもドアハンドルに手を掛けるだけでロックを解除できます。

また、バックドアは、運転席の操作スイッチ・スマートキー・バックドア内側にあるスイッチを押すことで簡単にドアを開閉することができます。(プライムセレクション・タイプゴールド・S_Cパッケージ の3グレードに装備)

その他にもスマートエントリーは暗いときでも鍵を探さなくて良い、鍵を差し込むことがないので鍵穴周りも傷がつかない離れていてもロックができる利便性が高い機能です。

挟み込み防止機能付きの両側パワースライドドア

アルファード20系は、上級グレードであれば両側パワースライドドアが標準装備されています。スライドドアが自動で開け閉めできるので、買い物や狭いスペースでも便利です。

自動で開け閉めできるので駐車場はもちろん、強風でドアが開けづらい時でも安心して利用できます。

パワーバックドアは、スマートキーや室内のコントロールスイッチなどで簡単に操作できるので便利です。挟み込み防止機能も付いています。

小さいお子さんが近くにいても安心です。

また、高齢者などはドアを開け閉めするのに力が必要です。パワースライドドアがあることで、挟まれ防止だけでなく、快適な乗り降りができます。

パワーバックドアがなくても、バックドアイージークローザーがあるGグレードは、半ドア状態からでも自動で閉めてくれます。

アルファードのようなスライドドアが大きく重い車は、子どもや女性、高齢者には開け閉めするのが力が必要で手間がかかるため、両側パワースライドドアやパワーバックドアは便利な装備です。

挟み込み防止機能も付いているので、力や手間がかからず安心できる装備ですね。

アルファードのグレードの種類

20アルファードが並んでいる

アルファードのグレードの種類は、2.4リッターと3.5リッターで違います。

2.4リッターは「X」「G」「S」「プライムセレクション」「タイプゴールド」「S_Cパッケージ」です。

「X」は標準のグレードになります。とはいえ、木目調パネルやディスチャージヘッドライトなどが標準装備です。

「G」はエアロレスで落ち着いた外観ですが、内装装備が充実したグレードで内装色がベージュになります。

両側パワースライド、パワーシート、パワーオットマン(助手席)、クルーズコントロール、オートワイパー、イオンエアコンなどが装備され、ステアリングホイールとセンターコンソールは木目調が採用されているため高級感を感じます。

Gグレードの内外装。内装色はベージュ。メモリーパワーシート、助手席パワーオットマン等の充実装備。

「S」はスポーティーの意味を持つグレードになります。こちらもステアリングホイールに木目調が採用され、純正のエアロ、アルミホイールも18インチになる装備です。

Sグレードの上級モデルとして、「プライムセレクション」や「タイプゴールド」といったグレードもあります。こちらは、パワーバックドアや、ツヤあり木目調or黒木目調パネル、アルカンターラシートなど、スポーティーかつ充実装備のグレードとなりますが、Gグレードにある一部装備(クルーズコントロールやパワーシート等)は装備されていません。

Sグレードの内外装。内装色は黒。プライムセレクションなどの上級グレードでは、アルカンターラ生地シート、パワーリアゲートが装備されている。

「S_Cパッケージ」は最上級グレードで、2列目シートがソファーのようになった、エグゼクティブパワーシートが装備されています。本物の最高級ミニバンにふさわしい豪華さです。

3.5リッターのグレードは「X」「G」「S」「プライムセレクション」「タイプゴールド」「S Cパッケージ」「G Lパッケージ」「Gプレミアムシートパッケージ」「ロイヤルラウンジ」です。

2.4リッターのグレードと重複するグレードは、ほとんど装備が変わりませんので、ここでは3.5リッター独自のグレードを解説します。

「G Lパッケージ」は3.5リッターのハイグレードになります。本革ベージュシート、エグゼクティブパワーシート、ツインムーンルーフ(サンルーフ)が標準装備です。

「Gプレミアムシートパッケージ」は「G Lパッケージ」とほとんど違いはありませんが、ツートーンの革シート、2列目シートヒーター、2列目シートメモリー機能(2列目シートはエグゼクティブパワーシート)など高級素材を使用した本革シートが採用されています。

「ロイヤルラウンジ」は4人乗りのグレードですが、流通台数が極端に少ない幻のグレードと言える超高級車です。

前期と後期の違いとは

アルファードは2008年5月に販売開始され、2011年11月にマイナーチェンジをしました。

マイナーチェンジ前を前期といい、マイナーチェンジ後を後期と呼んでいます。

前期と後期の違いはいくつかあり、大きく分けて外観、内装、機能面です。

さらに、後期からハイブリッド車が採用されました。

外観は、フロントグリル回りのメッキが大きくなり、フロントバンパーは切れ込みのようなデザインが入り、中央の開口部が大きくなっています。

Sグレードのヘッドライトは、ブラックメタリック加飾も入っているので、より威圧感が大きいです。

バックドアの部分もメッキガーニッシュが大きくなり、バックランプの形状も変更になっています。

内装は前期はグレードによって木目調のデザインが大きく違いましたが、後期は茶木目や黒木目などありますが全体的に濃い木目調パネルが採用されました。

濃い木目調パネルは高級感を感じますね。

アルファード後期の機能面ではオートマチックハイビームが一部のグレードに搭載されました。

オートマチックハイビームとはロービームからハイビームに自動で切り替えるシステムです。

その他に車両の周りを真上から見たような映像が見れる「パノラミックビューモニター」がトヨタで初めてオプションで採用されました。日産車ではアラウンドビューモニターと呼ばれているため、こちらの呼び方の方が馴染み深い方もいると思います。

さらに、後期の「G」「S_Cパッケージ」では、運転席オートスライドアウェイが装備されています。エンジンのスイッチのオン・オフやシートベルトの着脱で運転席のシートが自動的に前後にスライドする機能です。

アルファード(20系)の実燃費は?

アルファード20系の実燃費を、実際のユーザーさんが投稿する「みんカラ」と、当店のお客様の声を参考に紹介します。

  • 街乗り(2400cc):7.5~10km/l
  • 中・長距離(2400cc):10~13.5km/l
  • 街乗り(3500cc):6.5~8.5km/l
  • 中・長距離(3500cc):8.5~13.5km/l

2.4リッターと3.5リッターの、街乗りと長距離の平均燃費の差は0.5km/l程度の差に留まりましたが、実際の燃費状況を考察していくと、2.4リッターの方が街乗りでは燃費が良い反面、長距離だと3.5リッターの方が燃費が良くなる場合があるとのことでした。

これは単純に、エンジンに負荷をかけることなく重量物を積載した状態や、高速域でも巡行できる3.5リッターは、より長距離走行に向いているということです。

反対に街乗りでは2.4リッターの方が1~2km/lほど燃費が向上するため、街乗りメインのユーザーであれば排気量が小さい方が燃費は良くなります。

排気量が大きいほどストレスなく加速できるのが魅力ですが、自動車税は排気量が大きいほど高額になるので、「何を優先して乗りたいのか?」を考えながら、排気量は決めた方が良いでしょう。

アルファード(20系)の中古車相場

中古車ポータルサイトの「グーネット」で、走行距離ごとの相場を見ると、アルファード前期は10万km~15万kmで販売されていることが多く、車両本体価格も80万円~140万円と言った価格相場となり、手の届きやすい金額になってきました。

ただし、アルファードに限らずですが、明らかに安いお車は「下回りのサビ腐食が進んでいる」「重度の事故車両」「塗装が剥がれている」「内外装の状態が悪い」「機関面の欠陥」「引っかけ商法」など、何かしら必ず理由があります

金額に惑わされずに、きちんとした状態の中古車を購入できるように、しっかり見極めましょう。

アルファード(20系)で必ず気を付ける弱点とは

アルファード20系には、メーカーの無償修理を実施してきた、ある弱点が存在します。

それは、「2AZエンジンのオイル消費」と「パールホワイト(色番号070)の塗装剥がれ」です。

オイル消費とは

まずは、オイル消費についてです。

症状としては、2000キロ前後走行しただけで、オイルレベルゲージの残量がゼロになってしまう症状があります。

厳密にはレベルゲージの残量がゼロになっても半分以上のオイルが残っているので、すぐに走行不能になることはありません。

しかし、そのまま放置して1万キロ程度走ってしまうと、オイル警告灯が点灯したり、エンジンから異音がしたり、加速不良を起こしたりと、エンジン本体の異常が起きます。

すべてのエンジンがオイル消費を起こすわけではありませんが、流通しているアルファード20系はオイル消費を起こしやすいと知っておく必要があります。

オイル消費の無償修理キャンペーンはすでに終了していますが、オイル消費が起きた時に保証修理できる中古車保証に加入することが大切です。

対策済みエンジンの見極め方もありますが、対策済みでもオイル消費が再発するのはクルマ業界では有名な話です。

これは、「2AZエンジンの構造上、オイル消費が起きるのが仕方ないという理由」と、「せっかく対策済みのエンジンになったのにオイルメンテナンスをしてこなかった車で起きやすい」という側面があります。

そのため、何よりも大事なのは、「オイル消費が起きた時に保証修理できる手厚い中古車保証に加入すること」です。

一応、オイル消費対策済みエンジンの見分け方を紹介しますね。

アルファード20系の前期型であれば、ほぼ全てがオイル消費しやすいと言われる型番のエンジンですが、液体パッキンの色が黒いエンジンが対策済みエンジンです。

液体パッキンが黒いエンジンは、どこかの時点で対策を施していることが分かる。オイルレベルゲージの残量も必ずチェックしよう。

ただ、何度も言いますが、対策済みでもオイル消費を起こすエンジンはありますし、未対策でもオイル消費を起こさないエンジンも一定数あります。

当店の場合は仕入れの段階で、「対策済みかどうか?」「現在進行形でオイル消費を起こしている形跡はあるか?」「未対策の場合は、こまめなメンテナンスをされてきた車かどうか?」を基準に仕入れておりますが、万が一オイル消費が発生していた場合にも保証による無償修理ができる保証プランを必ずお付けしています。

そのため、オイル消費による保証修理が必要になるお客様は、全体の5%程度に抑えられています。

塗装剝がれとは

塗装剝がれとはその名の通り、塗装がパリパリと剥がれてきてしまうことです。

それも、070という色番号のパールホワイトの車両で発生しやすいです。このパールホワイトは人気色でもあるので、好きな方も多いです。

原因としては、

  • 洗車をしない
  • 炎天下にさらされることが多い
  • シャンプー洗車だけで、撥水洗車やワックスがけをする習慣がない

などというメンテナンス習慣によって、汚れや太陽光による塗装の劣化が起きてしまうと、塗装が剥がれやすくなってしまいます。

見分け方としては、「屋根・ボンネット・フロントガラス周りの塗装が剥がれていないか?」「塗装が浮き始めていないか?」「艶がなく、塗装が瘦せていないか?」をチェックすることで塗装剥がれのリスクは大きく減らせます。

特に「屋根の前方や側面、ボンネット」といった、太陽光を浴びやすい部分から塗装剥がれが起きるので、怪しいところから入念にチェックしましょう。

どこかが塗装剝がれを起こしていた場合、他の箇所も塗装剝がれが順次起きる可能性があるので、怪しいと思った場合は避けておきましょう。

アルファード(20系)をお得に買うには

アルファードの特徴と相場について解説してきましたが、お得に購入するにはどのような販売店で購入するかでトータルコストに差が出てしまいます。

知識の豊富な販売店(ミニバン専門店など)を選ぶ

まずは車種を比較するにあたって、アルファードに詳しい販売店や専門店を選びましょう。

ミニバン専門店ラインアップ

当店に限らずとも、ミニバンの取扱いが多いとスタッフの専門知識が豊富です。

そういったお店を見つけて、スタッフと車種選びなどを相談していくと、自分たちが理想としている車に出会える可能性が上がります。

また、専門店であれば同車種の取り扱いも多く、比較がとてもしやすく選びやすいです。

例えば、アルファードとヴェルファイアの比較。アルファードとエルグランドの比較。アルファードとエスティマの比較。アルファードとミドルサイズミニバンの比較。などです。

グレードごとの装備の違いや、シートアレンジや運転のしやすさなどの比較も出来るので、ミニバンの中から車種選びをしたい方は特に、ミニバンの取り扱いが多い販売店で比較してみると疑問点の解消が容易になります。

自分たちの理想の車に出会うには、ホームページなどで「ミニバンの取扱いが多いか?」「知識もありそうなのか?」をチェックして、自分の目で確認しましょう。

万が一の故障に備えられる、手厚い保証付き車両を選ぶ

中古車を購入するうえで大事になるのは保証です。

ラインアップ保証

先ほどのオイル消費による保証修理はもちろんのこと、「エンジンがかからない・・」「ミッションが滑り始めた」など急に車が故障や不具合が起きた時には、中古車保証があれば修理してもらえます。

そもそも中古車は新車と比べても、走行距離が多いですし、年式も古くなっていますので故障するリスクは高いです。

中古車販売店を選択するにも、保証の有無と内容は重要になってきます。

保証期間が長く、手厚い保証内容の専門店は、品質に自信があることの裏付けです。

隅々まで点検が行われているので安心できるでしょう。

反対に、保証期間が1か月1000kmまでといった場合は、あまりにも役立たずな保証内容です。

オイルが減るかどうかも分かりませんし、隠れていたミッション不良などが起きないまま保証期間が過ぎてしまうのも目に見えています。

せいぜい納車前チェックで確認漏れがあった不具合に気付ける可能性がある程度ですし、そもそも不具合だと気付かないまま乗り続ける方も多いと思います。

また、保証期間が長くても保証の対象範囲が狭くては意味がありません。

「保証部分は、エンジンの一部の部品のみ」「30万円分までしか保証が使えないので、エンジンの載せ替えはできません」など、有るようで無いような保証も多いので気を付けましょう。

車に大切な曲がる、走る、止まるといった安全部分は重要となりますので、中古車販売店で購入される方は保証に関して十分にチェックする必要があります。

そして、保証料も適正価格でなければいけません。

これは、カーセンサーアフター保証など、大手の中立な立場の保証料金と比較することで分かります。

例えば、20系アルファードの前期グレードであれば、

  • 10~13年経過車、10~13万キロ、2000cc以上区分:年間72000円
  • 13年以上経過車:加入不可

カーセンサー保証では、上記が最も手厚い保証プランである「カーセンサーアフター保証」の内容となっています。

しかし、カーセンサー保証ですと、そもそも13年経過車は保証に加入することが出来ません。

2023年現在ですと、平成22年式(2010年式)から13年経過車に入りますので、前期型のアルファード(平成20~23年生産)の多くは、カーセンサーの保証には加入できないことになってしまいます。

そして、13年経過未満で10万キロ前後の車は、年間7万円程度の保証料が適正価格と言えます。そのため、保証はあるものの、適正価格を大きく超えるような保証料を取っている販売店も避けておくべきです。

ちなみに当店独自の「ラインアップあんしん保証」の場合は、初年度無料でお付けしています。

さらに、2年目以降の更新は年間税込み66,000円(月々分割払い)です。

社外品・消耗品を除いた純正部品フルカバーで、修理時にレンタカーの代車が用意される「プレミアム保証代車付きプラン」ですので、かなり安心度の高い保証だとお客様に言っていただけます。

さらに13年経過車も保証料が変わることがなく保証加入でき、その後も保証料は変わることなく継続更新し続けることができる独自の保証プランです。

自社販売車両の品質が評価されて、適正価格の保証より「少しだけ安く・さらに手厚い」保証プランを提供できるようになりました。

当店に限らずこのような内容の保証を用意している販売店だと、中古車は安心して購入できると思います。

>>当店独自のプレミアム保証はこちらから

車両の状態を確認できる鑑定書付きの車両を選ぶ

鑑定者付きの車両は、査定に長けたプロである第三者機関が査定しているので安心です。

鑑定書 中古車

販売店が大きな修復歴がある車を販売したとしても素人目ではなかなか見つけ出すことができませんし、下回りのサビ腐食やオイル漏れの確認も、どこをどのように見たら良いのか分からない方がほとんどです。

そういった大事な部分を第三者機関の鑑定士が査定することで、品質が担保された安心した車だと保証ができます。

鑑定書は、販売店が自ら鑑定費用を払って依頼しているので信頼性は高いですし、1台数千円支払うだけで依頼できるので、鑑定書を付けない販売店は、それなりの理由があると思っておいた方が良いです。

日本自動車鑑定協会(JAAA)では、中古車の外装・内装を5段階で評価し、修復歴の有無と損傷のレベル(軽度・中度・重度)、修復歴に該当しない骨格の状態など、プロにしか分からないところまで、1台1台で異なる車両状態を344項目細かくチェックされてます。

車を選ぶ際は、状態を細かくチェックした鑑定書が付いている車を選ぶようにしましょう。

アルファードの特徴まとめ

今回はアルファード(20系)の特徴について解説しました。

アルファードは外観が上品で高級感があり、内装もゆとりのある室内空間で、優雅にドライブを楽しみたいファミリーにピッタリのミニバンとなります。

アルファードを失敗せずに購入するには、取り扱いの多さやスタッフの知識が豊富な販売店や、ミニバン専門店での購入をおすすめします。

そして、購入する金額がきちんとした「適正価格」なのかを判断するために、第三者機関が発行している「車両鑑定書」で中古車の状態をきちんと確認しましょう。

さらに、手厚い保証も適正価格で付いていることが大切です。

当店ラインアップでは、アルファードを始めとしたミニバンを豊富に扱い、全車鑑定書とプレミアム保証の代車プラン付き。そして気になる車両は全車試乗可能です。

→アルファードの在庫はこちら

アルファードを実際に見てみたい、乗ってみたいという方は、下記のボタンから無料相談のご予約をいただきぜひご来店ください。

今回の記事が、中古車選びのお役に立てれば嬉しいです。

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