【トラブル回避】緊急時に役立つ車内に積んでおくべき救済グッズと対策方法

【トラブル回避】緊急時に役立つ車内に積んでおくべき救済グッズと対策方法

みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。

車に乗る以上、急なトラブルはつきものです。

そんなとき、どのようにすればいいか悩む人も多いのではないでしょうか。

結論として、トラブルに対応できるようなグッズを積んでおけば、いざというときも安心です。

この記事では緊急時に使える、車に積んでおくと安心なグッズをまとめました。

ぜひ参考にして、万が一のトラブルに対応できるようにしておきましょう。

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車のトラブル救護要請は約14.4秒に1件の割合で起こっている

車に乗っていて、トラブルに巻き込まれる可能性は十分にあり得ます。

JAFが発表している数値によると1年間の救援要請は219万件以上で、時間に直すと約14.4秒に1件の割合です。(引用:よくあるロードサービス出動理由|JAF

特にゴールデンウィークやお盆などの長期休暇は車のトラブルが多発しやすく、救援要請を出してもなかなか対応しても得ません。

最悪の場合には車そのものが動かなくなってしまうため、車には各種救済グッズを積んでおきましょう。

実際に利用する場面があるかにかかわらず、積んでおけば急なトラブルにも自分で対応できます。

また、トラブルにつながらないためには、うっかりと操作ミスをしたり、メンテナンスを怠ったりしないことが大切です。

渋滞しているからと集中を切らしたり、日常点検を忘れていたりなどがないように注意しましょう。

車のトラブル時に役立つ事前にやっておくと良いこと

車のトラブル時に役立つ事前にやっておくと良いこと

車のトラブルが起きてしまうことを想定し、事前にやっておくと役立つこと・いいこととして以下の3つがあげられます。

それぞれの内容について、詳しくみていきましょう。

任意保険に加入

自分の車を持つなら、任意保険への加入は必須です。

事故を起こしてしまった・巻き込まれてしまったときに、修理代を負担してもらえます。

その他、レッカーの手配や代車貸し出しサービスなどを提供していることも多いため、安心です。

また、走行中にガソリンが切れてしまったり、車内にカギを閉じ込めてしまったりした際に対応してもらえることもあります。

任意保険に入っていないと、何かあった際の自己負担も大きいです。

しっかりと保険内容を比較して、自分に合った任意保険に加入しておきましょう。

販売店の修理保証に加入

車を購入する際は、きちんと修理保証がある店舗で購入しましょう。

修理の際に自己負担額が少なくなったり、そもそもなくなったりします。

また、最寄りの修理工場まで自分で運ぶのではなく、販売店が運んでくれることがあるのもメリットといえるでしょう。

任意保険に加入していても、車の故障には対応できません。

あくまでも事故は任意保険、故障は販売店の修理保証と考えるのがわかりやすいです。

双方のトラブルに対応できるよう、修理保証にはしっかりと加入しておきましょう。

JAFの会員になる

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任意保険と販売店の修理保証に入っておくほか、JAFの会員になっておくのも一つの方法です。

JAFの会員になると、以下のようなサポート・サービスを受けられるようになります。

  • バッテリー上がり
  • パンク
  • キーとじ込み
  • 燃料切れ
  • 落輪
  • 故障車牽引
  • 雪道でのスタック
  • 異音・異臭

本来は1万円前後の費用が必要になりますが、JAF会員なら無料で上記サービスを利用可能です。

入会金2,000円、年会費4,000円で加入できるため、よりサポートを充実させたい人は加入を検討してみましょう。

車のトラブルに役立つ積んでおくべき救済グッズ

車のトラブルに役立つ積んでおくべき救済グッズ

車に乗っていて、いつトラブルが起きるかはわかりません。

そんなとき、積んでおくと役に立つグッズは以下の通りです。

それぞれどのようなグッズがあるのか、詳しくみていきましょう。

バッテリー上がりに役立つトラブル救済グッズ

バッテリー上がりは、車のトラブルでも最も多い事例・症例です。

ヘッドライトやルームランプなどのつけっぱなしが主な原因で、バッテリーが上がると電装系が動かなくなります。

一般的なガソリン車のバッテリーは2~3年程度といわれているため、寿命が来た場合もバッテリーが上がってしまうため注意しましょう。

ここではバッテリー上がりのときに役立つグッズとして、上記2つを紹介します。

ジャンプスターター

ジャンプスターターは車のバッテリーが上がった際、一時的に電力を供給できるグッズです。

モバイルバッテリーに近いサイズのグッズが増えてきており、5,000円以内で購入できるものも多くなっています。

ジャンプスターターにはLEDランプが搭載されているものも多く、災害時でも活躍するのが魅力です。

ジャンプスターターの基本的な使い方は、以下を参考にしてください。

  1. ブースターケーブルを車のバッテリー端子に接続
  2. ブースターケーブルをジャンプスターターに接続
  3. ジャンプスターターの状態が整ったら車のエンジンをかける

ジャンプスターターを使う際は、電池残量にも注意しましょう。

75%を下回っているようなら、100%まで充電してから使用するのがおすすめです。

ブースターケーブル

ブースターケーブルとは、2台のバッテリーをつなぐ際に使用するものです。

プラス端子の赤いコードとマイナス端子の黒いコードが2本セットとなっており、2,000円程度から購入できます。

また、ブースターケーブルにはさまざまな太さがあり、太い方が多くの電流を流せることを覚えておきましょう。

使い方は、端子を間違えずに2台のバッテリーをつなぐだけです。

このとき、各種電源は必ず切っておくようにしてください。

また、充電が完了したら、故障車のエンジンをしばらく動かしておきましょう。

すぐにエンジンを止めると、再始動できなくなってしまうことがあります。

タイヤパンクに役立つトラブル救済グッズ

車に乗っていると、何かを踏んづけた際や段差を乗り降りした際にパンクしてしまうことがあります。

パンクしてしまうとうまく走行できないのはもちろん、事故につながる可能性も高くなるため注意しましょう。

パンクについては、溝に何か刺さっていないか・空気が抜けていないかなどの確認が大切です。

タイヤパンクの際に役立つ修理グッズとして、上記3つを紹介します。

パンク修理キット

パンク修理キットは、スペアタイヤを積んでいないときに役立つグッズです。

タイヤの傷や穴がそれほど大きくないときに活用でき、応急処置に必要なグッズがすべて揃っています。

ただし、パンク修理キットはあくまで応急処置でしかありません。

そのため、自分で修理した後はすぐにタイヤの修理・交換を実施しましょう。

パンク修理キットの価格は、新品で5,000円程度とされています。

コンプレッサー

コンプレッサーは、タイヤを修理する際に空気を入れるものです。

空気を圧縮していれる仕組みとなっており、パンク修理キットに含まれていることもあります。

サイズもそこまで大きくないため、積んでいて荷物になることはないでしょう。

なお、コンプレッサーは緊急時に使用するものです。

日常的に使用するのは推奨されていません。

コンプレッサーの価格は、単体で3,000円程度からとなっています。

使用方法については、以下を参考にしてください。

  1. タイヤに異物が刺さっていないか確認し、空気圧をチェックする
  2. タイヤにコンプレッサーを接続する
  3. コンプレッサーの電源を接続する
  4. 車のエンジンをかける
  5. コンプレッサーの電源を入れて空気を充填する

十字レンチ

十字レンチは、タイヤのナットを外す・締める際に便利なグッズです。

その名の通り十字型をしているため、両手で扱える点から力を伝えやすくなっています。

そのため、性別に関係なく利用できるのは大きなメリットです。

車載工具にもレンチは積まれていますが、比較すると圧倒的に使いやすくなっています。

価格も2,000円~3,000円程度となっているため、そこまで高くありません。

なお、クロスレンチの先端にはソケットのサイズがありますので、自分が乗っている車のナットサイズを確認してから購入しましょう。

エンジン不動時に役立つトラブル救済グッズ

万が一エンジンが動かなくなってしまうと、当然車を動かせません。

エンジンが止まってしまう場所にもよりますが、最悪の場合は大きな事故にもつながります。

エンジンが動かなくなってしまった際に活用できるグッズとして、上記の2つを見ていきましょう。

牽引ロープ

牽引ロープは、動けなくなった車を牽引するために使われるグッズです。

故障で動けなくなった際はもちろん、雪道や側溝にハマってしまった際にも活用できます。

ロープの形状は大きく3種類に分かれ、それぞれの特徴は以下の通りです。

  • 伸縮タイプ:車両を引っ張る際の衝撃が緩和できるため、故障車の牽引に向いている
  • ワイヤータイプ:力を伝達しやすいため、ぬかるみや溝にはまった車を牽引しやすい
  • ベルトタイプ:取り扱いがしやすく、丸められるため車に収納しやすい

また、牽引ロープによって耐荷重や長さなどが異なります。

どこまで対応できるかを確認しておけば、いざというときに活用できるでしょう。

三角灯・非常灯

三角灯・非常灯は、車が動かなくなってしまった際に車両後方へ設置するものです。

後方からの追突を防ぐために設置するもので、高速道路や自動車専用道路で停止する際は設置の義務があります。

三角灯・非常灯については、車の標準装備ではありません。

市販品の多くは2,000円以内で購入できるものとなるため、緊急時に備えて用意しておくようにしましょう。

その他のトラブル救済グッズ

ここまでは代表的な故障事例を紹介しましたが、それ以外の場面で使えるトラブル救済グッズとして、下記を紹介します。

それぞれの使用方法について、詳しくみていきましょう。

脱出ハンマー

脱出ハンマーは、車内に閉じ込められた際に活用できるグッズです。

窓ガラスを割るハンマーやシートベルトを切るカッターなどがセットになっているものがほとんどで、緊急時には有効活用できるでしょう。

価格については、1本あたり2,000円程度が相場です。

ポータブル電源

ポータブル電源は、雪や雨などの悪天候時に車内に閉じ込められたときに活用できます。

エンジンをかけられない状況のときにポータブル電源を使えば、スマホの充電やラジオ・ライトなどをつけるのに活用できるでしょう。

ポータブル電源にはさまざまな大きさのものがあるため、災害時の使用目的であれば複数日利用できる1,000W以上のモデルがおすすめです。

価格については、30,000円程度の予算を考えておけば問題ありません。

【うっかりが多い】車のトラブル回避するためにできること

車のトラブルは、うっかりから起きてしまうものが意外と多いです。

事前にできる対策をしておけば免れるケースが非常に多いため、以下4つのポイントは確認しておきましょう。

それぞれの内容について、詳しく解説します。

ガソリンを間違えない

車には、それぞれ適切なガソリンがあります。

そのため、入れるガソリンは絶対に間違えないようにしましょう。

初心者に多い間違い方として、ガソリン車に軽油を入れてしまうケースがあります。

ガソリンと軽油を比べると、軽油の方が圧倒的に安いです。

料金だけを見て軽油を入れてしまうと、車が動かなくなるため注意しましょう。

また、ハイオク車にレギュラーを入れないようにも注意が必要です。

走行できなくなることはありませんが、エンジンの寿命を縮めることとなってしまいます。

タイヤの溝を確認

車に乗る以上は、定期的にタイヤの溝を確認しましょう。

タイヤの溝が残っていないと、パンクやバーストにつながってしまいます。

また、何か異物が刺さっていないか確認するのも大切です。

その時点でパンクしていなくても、深く刺さるとタイヤの故障につながります。

特に外から見えにくいタイヤの内側には十分注意しましょう。

知らないうちにすり減っていて、タイヤの寿命を迎えている可能性もあります。

スペアキーを持ち歩いておく

インロックの不安がある場合は、スペアキーも持ち歩くようにしましょう。

コンビニやガソリンを入れるときなど、車から少しの時間離れる際にインロックしてしまうケースは多いです。

たとえば、スペアキーを常に持ち歩くキーケースに入れておけば、インロックの際にも問題なく対応できるでしょう。

スペアキーを持つ際は、同時にインロックしたり紛失したりしないように対策することが大切です。

定期的にエンジンを掛けておく

車に乗らない期間があっても、定期的にエンジンを掛けておきましょう。

機械ものであるため、定期的に動かしてオイルを循環させなければ調子が悪くなります。

エンジンを掛ける目安は、2~3日に1回程度がおすすめです。

また可能であれば、数十分でも構わないので多少運転動かしておきましょう。

ギアや稼働部品などのサビつきやがたつきの防止につながります。

まとめ

今回は車のトラブルに使えるグッズを、シーン別で紹介しました。

結論、車のトラブルはいつ起きるかわかりません。

そのため、いざというときに対策できるよう、各種グッズを積み込んでおくと安心です。

とはいえ、車の大きさや使用用途によって使えるスペースは異なります。

トラブルに対応できるグッズを積み込みすぎて、本来の使い方ができなくならないように注意しましょう。

この記事で紹介した内容を参考に、ぜひ自分に合ったトラブルグッズを選んでください。

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