
みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
80系ノアは、ノアとしては3代目に該当するミニバンです。
ミニバンらしく、シートアレンジも自由に行えるので状況に応じたレイアウトに設定しやすいメリットがあります。
では、具体的に80系ノアではどのようなシートアレンジが可能なのでしょうか?
本記事では、80系ノアのシートアレンジを徹底解説します。
80系ノアの2列目シートは2種類


80系ノアは、2列目シートに以下2つの種類が存在します。
シートの種類が異なることで、使い勝手なども大きく変わってきます。
それぞれのシートの違いを正しく理解して、どちらが最適であるかを判断しましょう。
各シートの違いは、以下のとおりです。
7人乗りキャプテンシート
2列目席のキャプテンシート仕様は、先代のキャプテンシートから大きく進化しました。


810mmもの超ロングスライドが可能。
そして左右にシートを動かすことができ中央に寄せることが可能となります。


そうすることで3列目シートを跳ね上げして2列目シートを3列目シートの位置まで超ロングスライドすることが可能になったのです。


4人乗り仕様になりますが、2列目部分が超広々としたリラックスモードに早変わりします。
ゆったりと遠出したいときなんかに非常におすすめです。
8人乗りベンチシート
8人乗りベンチシート仕様の場合、2列目は6:4分割チップアップシートを採用しています。
座面長と座面幅ともに、先代モデルと比較して拡大されている特徴があります。
よりゆったりと座れるシートレイアウトとなっており、快適にドライブを楽しみたい際にも最適な種類です。
着座、立ち上がり性の善し悪しに直結する、フロアからシート座面先端までの高さについても、370mmと最適な設定となっています。
チップアップさせて、前方へスライドすることでサードシートへの乗り降りもしやすくなり、サードシートを跳ね上げることで大容量のラゲージスペースも確保できます。
80系ノアの3列目シートは跳ね上げ式
80系ノアは、左右に固定式のヘッドレストが付いており、3人が乗車する場合は荷室に収納されている中央席用のヘッドレストを追加します。


シートの側方にはデッキトリムボトルホルダーも完備しており、ゆったりした仕様となっています。
シート材質は、先代の一般的なウレタン構造のシートではなく、格納しやすさと座り心地を兼ね備えたネット式のシートに変更されているのが特徴です。
また、3列目シートが跳ね上げ式となっている特徴があります。


2列目シートのスライドや3列目シートまで格納させれば、載せたい荷物にジャストサイズの荷室レイアウトを設定できます。
バックドア開口部が低い設定となっているので、重たい荷物を積み降ろしする際もスムーズに行えるメリットがあるのです。
跳ね上げ方法は簡単で、3列目シート中央にあるヘッドレストを外し、外したヘッドレストはトランク左側にある収納スペースに設置します。
次に、シートの下にあるレバーを手前に引くとシートバッグが畳まるので側面まで持ち上げてそのまま側面に押し付けましょう。
そして、ロックした音が聞こえれば収納は完了です。
逆に、シートを元通りにしたい場合はシート横のレバーを手前に引いて、ロックを外してそのままシートを下げましょう。
そして、シートバックを上に引き上げて中央のシートにヘッドレストを差し込むことで元に戻せます。
床下収納で荷物もたくさん積める
80系ノアの3列目シート下には、利便性をより高められる床下収納スペースが確保されている特徴があります。


200mm程度の深さを確保しており、多少分厚いものであっても収納可能です。
デッキボードの裏側にヒモ付きのフックを設定しており、開けたままの状態にできます。
これにより、収納スペースに収まらない高さがある荷物を載せる際に便利です。
80系ノア7人乗りのシートアレンジ
80系ノアの7人乗り仕様では、以下のシートアレンジが可能です。
各レイアウトの特徴について、詳しくみていきましょう。
スーパーリラックスモード


スーパーリラックスモードは、その名のとおりよりリラックスしたい際に用いるレイアウトです。
3列目シートを跳ね上げて、2列目シートを横にして超ロングスライドすると、まるでリビングにいるかのようにくつろげる広い空間を作れます。
フリーアクセスモード
フリーアクセスモードは、車内の移動をより容易に行えるレイアウトです。


2列目シートを横スライドさせることで、3列目シートへの乗り降りをしやすくなります。
だんらんモード
だんらんモードは、1列目と2列目をより接近させるモードです。


具体的には、2列目シートを前・横スライドさせることで接近させ、近い距離で会話を楽しむことができます。
停車して食事などを楽しみたい場合、最適なレイアウトと言えます。
前席ベビーケアモード
2列目シートを前方にスライドさせて、チャイルドシートを設置できるレイアウトです。


また、停車中に子どものケアも可能となるレイアウトとなり、小さな子どもがいる家族にとってありがたいレイアウトと言えます。
8人乗り・7人乗り共通シートアレンジ
8人乗り・7人乗り共通のシートアレンジとして、以下のバリエーションがあります。
各シートレイアウトの特徴について、解説します。
後席トライアングルモード
後席トライアングルモードとは、2列目シートの片側を後方へ下げたレイアウトです。


これにより、2人の子どもを同時にケアできるので便利です。
ラゲージモード
ラゲッジモードは、3列目のシートを跳ね上げるだけのレイアウトです。


人と大容量の荷物を同時に乗せる際、大活躍するレイアウトとなります。
ビッグラゲージモード
ビッグラゲージモードは、後席のスペースをすべて荷室として使用するレイアウトです。
2列目のシートを目一杯前方にスライドさせて、3列目のシートを跳ね上げることで設定できます。


自転車や長い荷物を乗せたい場合、ビッグラゲッジモードが候補となるでしょう。
フロントフラットソファモード
フロントフラットソファモードは、1列目のソートを倒して2列目のソートと合わせたレイアウトです。


短時間の仮眠を取る際、ちょうど良いレイアウトとなります。
リヤフラットソファモード
リヤフラットソファモードは、2列目シートと3列目シートをすべてフラットにしたレイアウトです。


車内で横になり寝ることが可能となり、休憩する際や車中泊したい際におすすめです。
80系ノアシートアレンジまとめ
80系ノアは、比較的シートアレンジが豊富な特徴があります。
家族全員が一緒に移動できるスタンダードなレイアウトから、車中泊が可能なモードまで、ニーズに応じたものを手軽に設定できます。
また、荷物を多く運びたい際にもビッグラゲッジモードなど便利なレイアウトが満載です。
まだ比較的新しい中古車も多く、機能的にも見劣りしない80系ノアは狙い目の車種と言えます。
ラインアップでは、80系ノアも多く取りそろえているので、優良な中古車を探している方はお気軽にご相談ください。




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