
みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
スタイリッシュなデザインと走りの性能の高さが魅力的なミニバンとして、フリードが挙げられます。
適度なコンパクトサイズで女性でも運転しやすい特徴があり、初めてミニバンを運転する人にも向いている車です。
そのフリードでも、燃費性能の良さを兼ね備えているGP3 フリードハイブリッドは中古車市場で注目されています。
GP3 フリードハイブリッドには前期モデルと後期モデルが存在しますが、どのような違いがあるのでしょうか?
本記事では、GP3 フリードハイブリッドの前期と後期の違いについて徹底解説します。
▼動画でも解説してます▼
GP3 フリードハイブリッドの前期・後期の製造期間


はじめに、GP3 フリードハイブリッドの製造期間について見ていきましょう。
製造期間をまとめると、以下のようになります。
期間 | |
---|---|
前期 | 2011年10月〜2014年4月 |
後期 | 2014年4月〜2016年9月 |
2011年10月5日に、ホンダのホームページ上でフリード ハイブリッドが発売されることが先行公開されました。
その後、10月27日にフリードのマイナーチェンジが行われ、同時にフリード ハイブリッドが追加されています。
マイナーチェンジ後は、3列目シートを3席から2席に減らすことで占有スペースを拡大し、アームレストをタイプ別設定しました。
また、クロームメッキ+クリアブルー塗装の専用フロントグリルや、メッキ+クリアブルーのヘッドライトガーニッシュなどを採用しているのも特徴です。
1.5L i-VTECとIMAを組み合わせている独自のハイブリッドシステムは、ホンダ車らしい走りの性能も楽しめます。
同時に、ECONモードやエコアシストの装備によって、JC08モード走行において21.6km/Lの低燃費を実現しているのが特徴です。
フロントウィンドウに遮音機能付ガラスを追加すると同時に、吸音・遮音材を追加することで静寂性も実現しています。
後期モデルでは、Hybrid・ジャストセレクションと呼ばれるモデルが登場し、ボディカラーで以下を選択するとインテリアカラーとしてシナモンを指定できます。
- ホワイトオーキッド・パール
- プレミアムスパークルブラック・パール
- プレミアムディープロッソ・パール
そして、2015年5月28日にHybrid・プレミアムエディションが追加され、ジャストセレクションの装備を追加すると同時にプライムスムース&スウェード調ファブリックコンビシートと室内LED照明が特別装備されました。
さらに、本革巻ステアリングホイールと本革巻セレクトレバー、照明付ドリンクホルダーが装備されています。
紹介する2台のグレード


本記事では、GP3 フリードハイブリッドの中で以下のモデルを比較していきます。
- 前期:ハイブリッド・ジャストセレクション Lパッケージ
- 後期:ハイブリッド・ジャストセレクション グランパッケージ
いずれも、ハイブリッドモデルの中では上位グレードに位置づけられており、上位グレードの中でもさらに機能的に優れたものです。
前期型のハイブリッド・ジャストセレクション Lパッケージでは、両側パワースライドドアと純正15インチアルミホイールを装備しています。


また、ハーフレザーシート仕様となっているのも特徴です。
後期型のハイブリッド・ジャストセレクション グランパッケージも、15インチのアルミホイールを装備しハーフレザーシートを取り入れています。


まずは、乗車定員の選択肢について比較します。
乗車定員の選択肢
フリードは、主流は6人(キャプテンシート)と7人(ベンチシート)となります。
コンパクトなミニバンサイズであるものの、前期型の初期モデルでは8人乗り仕様が存在しました。
しかし、現実的に8人乗って移動することはかなり困難であり、適度なサイズ感と言えます。
ラインアップでは、主に軽自動車に乗っていて子どもが誕生して少し大きな車を欲しいという人が、GP3 フリードハイブリッドを選択するケースが多いです。
また、セレナやステップワゴンなどミドルサイズのミニバンに乗っていて、子どもが大きくなり家族で出かける機会が少なくなったタイミングで、適度なサイズ感のGP3 フリードハイブリッドに乗り換えるケースもあります。
フリードハイブリッドの前期と後期の外装の違い


フリードハイブリッドの前期と後期では、外装にも違いがみられます。
ここでは、以下のポイント別に具体的な違いについて解説します。
各ポイントの違いについて、詳しく解説します。
フロントマスク
前期型と後期型では、フロントマスクに明確な違いがあります。
前期の場合、クリア調グリルで青みがかったカラーリングでプラスチックのカバーが付いています。


一方、後期型の場合はメッキ面積アップで高級感が生まれているのが特徴です。


バンパー部にもメッキが施された箇所があり、メッキ感が強すぎて好みが分かれる箇所でもあります。
ホイール&フォグ周り
ホイールのカラーリングも、前期と後期で若干異なります。
前期はグレー系15インチで控えめメッキとなっています。


後期はピアノブラック調で15インチのホイールで、メッキ強化されているのが特徴です。


両車は、遠目で見ると一緒に見えるものの近くに寄ると艶の入り方が異なります。
特に、後期型はブラックが多いことで締まって見える印象が強いです。
テールランプ
テールランプについては、前期型はクリア基調で後期は赤レンズの面積が大きくなり視認性がアップしています。


しかし、大きな違いではなく好みによってどちらを選ぶかを洗濯すると良いでしょう。
フリードハイブリッドの前期と後期のインテリア&快適装備の差
GP3 フリードハイブリッドの前期と後期では、インテリアや快適装備にも違いがあります。
ここでは、以下のポイントについて違いを明確にしていきます。
各違いの詳細は、以下のとおりです。
メーターパネル
メーターパネルは、エアコンの部分は前期はオレンジ表示となり、スタンダードなデザインとなっています。


一方、後期型はブルー基調の“フェイス”デザインとなっており現代モデルに近い印象をアピールしています。


シート機能
シートレイアウトとしては、両モデルともに6/7人仕様が用意されています。
一方、8人乗りモデルは存在しません。
後期型のみ、アレルクリーンシートを採用しており花粉やダニなどのアレルゲンを抑制できる点が魅力です。
見た目には違いがないものの、機能性という面では前期型と後期型で異なります。
特に、花粉症の方は後期型のアレルクリーンシート仕様を選択すると良いでしょう。
電装・エンタメ
電装やエンタメ関連では、後期は純正Bluetoothナビと大型フリップダウンのオプションが搭載されているケースが多いです。
特に、Bluetooth搭載という点はホンダ車の弱点となっていたため、スマートフォンと連携して音楽を聞きたい人にとってはBluetoothが搭載されている後期モデルは有力な選択肢となります。
また、フリップダウンモニターは後期型あたりから大型化されていて、より後部座席でも見やすくなりました。
前期型の場合、社外ナビ換装を前提にコスト見積りをすると良いでしょう。
中古車相場と選び方のコツ


ここでは、GP3 フリードハイブリッドの中古相場と選び方のコツについて解説します。
少しでもお得に、良質なGP3 フリードハイブリッドを探すためのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
価格差の目安
GP3 フリードハイブリッドの前期型と後期型で価格差を比較した場合、同条件なら後期が10万円から15万円ほど高い傾向にあります。
これは、単純に年式が後期型の方が新しい点と、後期型の方が装備が充実している場合が多いためです。
前期が向く人
個人的な好みが分かれるものの、前期型の方がデザイン的に優れていると感じる人が多いです。
特に、フロントグリルについては後期型の方がメッキ感が強いため、それを敬遠してクリアグリルの前期型を選ぶのもおすすめです。
また、車両価格が後期型と比較して10万円程度安いため、価格を重視したい人にも向いています。
ナビはBluetoothが非搭載であり、社外のナビにとり替えて使用することを前提の人は前期型を選ぶと良いでしょう。
後期が向く人
後期型が向いている人の特徴として、フロントグリルがメッキ顔であるためギラギラ感が強い車が好きな人に向いています。
また、テールライトの赤部分が大きくなっている点を評価している人も、後期モデルを選択しましょう。
他にも、花粉症対策でアレルクリーンシートが装備されている車を探している場合や、純正Bluetoothナビを重視している人も、後期モデルがおすすめです。
まとめ
GP3 フリードハイブリッドは、前期型と後期型では走りの性能としてはほぼ同じです。
しかし、中古車では10万円から15万円の価格差が生じています。
主に装備価値を感じるなら後期、コストパフォーマンスを優先したいなら前期を選択すると良いでしょう。
ラインアップでは、主にGP3 フリードハイブリッドの前期型を多く揃えており、後期型も魅力的な中古車を販売しています。
無料相談の形で、お客様に最適なGP3 フリードハイブリッドをご提案しているので、ぜひお気軽にご相談ください。




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