
みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
「スライドドアのミニバンといえばセレナ」
そう考えて中古車探しを始めたものの、一世代前の「C26型」と、新しさを感じる「C27型」のどちらにするかで迷っているパパ・ママは、決して少なくありません。
同じセレナという名前でも、世代が変われば装備も使い勝手も、そして見た目の印象までも大きく変わります。
だからこそ「価格」「新しさ」「装備」のどれを優先すべきか、判断に迷ってしまうのは当然のことです。
ミニバンを専門に扱う当店(ラインアップ)では、これまで数多くのセレナを実際に仕入れ、点検し、お客様のもとへお届けしてきました。
1台ずつ実車を見てきたからこそ、カタログの数字だけでは伝わらない両車のリアルな違いを、忖度なくお伝えできます。
今回比較するのは、C26型に豪華な専用エアロをまとわせた「ハイウェイスター」と、エアロこそ持たないものの、高年式で装備が充実したC27型の量販上級グレード「G」の2台です。
世代は違えど、どちらもファミリーから根強い人気を集める組み合わせといえます。
そして注目すべきは、この2台の中古車価格の差が約30万円前後と、意外なほど肉薄している点です。
だからこそ、コスパを取るか新しさを取るかで、多くのご家族が頭を悩ませることになります。
本記事では、外観からシートアレンジ、荷室の使い勝手まで、どちらがご家族に合うのかをプロの目線で細かく比較し、後悔しない一台選びをサポートします。
まずは、比較する2台の主要諸元を確認しておきましょう。
| 項目 | C26型 ハイウェイスター(前期) | C27型 G |
|---|---|---|
| 全長 | 4,770mm | 4,690mm |
| 全幅 | 1,735mm | 1,695mm |
| 全高 | 約1,865mm | 約1,865mm |
| 乗車定員 | 8名 | 8名 |
| 排気量 | 2.0L(直列4気筒) | 2.0L(直列4気筒) |
| 燃費(JC08モード) | 15.2km/L(S-HYBRID・2WD) | 17.2km/L(2WD) |
※燃費は代表的なグレード・駆動方式での数値です。
※年式や駆動方式(2WD/4WD)、S-HYBRIDの有無によって変動するため、気になるお車の正確な数値は現車の諸元でご確認ください。
▼動画でも解説してます▼
外観とサイズ比較:迫力のエアロ系(C26)vs 洗練された今風デザイン(C27)


見た目の満足感と、取り回しのしやすさに影響するボディサイズの違いを解説します。
まずは、両車の「大きさ」と「印象」がどう違うのかを見ていきましょう。
実はエアロの出っ張り分だけ大きい「C26型ハイウェイスター」


C26型のハイウェイスターには専用のエアロバンパーが装着されており、エアロを持たないC27型のGグレードと比べると、全長で約8cm、全幅で約4cm大きくなります。
数字だけを見ると、「ずいぶん大きいのでは?」と身構えてしまうかもしれません。
ただし、この差はあくまでバンパーの厚みによるもので、車体の骨格そのもののサイズはほとんど変わらないのです。
実際の運転のしやすさや取り回しに大きな違いは生まれないため、運転に不慣れな方が過度に大きさを恐れる必要はありません。
なお、このエアロによってハイウェイスターは登録上「3ナンバー」となります。
とはいえ、自動車税は排気量で決まるため、5ナンバーのC27型Gと税額に差はなく、維持費の面で不利になることもありません。
むしろ、16インチのアルミホイールが生み出すスポーティで引き締まった足元まわりは、ハイウェイスターならではの満足感を与えてくれます。
見た目の迫力やかっこよさを重視する方にとって、C26型ハイウェイスターは今なお色あせない魅力を放っています。
最新モデルに通じるシャープさを持つ「C27型(Gグレード)」


C27型のGグレードはエアロパーツこそ備えていませんが、フロントグリルやライト周りのデザインが洗練されており、ひと目で「新しい世代の車に乗っている」と感じられる今風の佇まいが魅力です。
派手さで押し出すのではなく、あくまでスマートにまとめ上げられたフロントマスクは、時代が一つ進んだことを実感させてくれます。
ギラギラとした押し出しの強さが苦手で、マイルドで上品な雰囲気を好むパパ・ママには、C27型がしっくりくるでしょう。
エアロがないぶん余計な張り出しがなく、5ナンバーサイズならではのすっきりとしたボディは、狭い道でのすれ違いや駐車の場面でも扱いやすさを感じさせてくれます。
デザインの新しさと日常の気軽さを両立したいなら、C27型のGグレードは有力な選択肢になります。
【C27型の革命】女性でもラクラク!上半分だけ開く「デュアルバックドア」


C27型セレナの最大の武器であり、お買い物での使い勝手を劇的に変えた装備をご紹介します。
バックドアの上半分、つまりガラス部分だけを開閉できるのが「デュアルバックドア(ハーフバックドア)」です。
バックドア全体を大きく跳ね上げなくても、ガラス面だけをパカッと開けて荷物を出し入れできるのが、この装備の画期的なところといえます。
言葉だけではピンとこないかもしれませんが、一度使うと手放せなくなる方が多いのも納得の便利さです。
具体的には、次のようなメリットがあります。
- 開閉するのがガラス部分だけなので非常に軽く、片手が買い物袋やお子様の手でふさがっていても、女性がサッと片手で開け閉めできる
- 後ろの壁や隣の車との距離が近いスーパーの駐車場や、都市部の狭いガレージでも、後方のスペースを気にせず荷物を積み込める
- 荷物を勢いよく載せても、下半分のドアが閉まったままなので、積んだ荷物が外へ転がり落ちる心配がない
毎日のお買い物やお子様の送り迎えなど、荷物の積み下ろしが多いご家庭ほど、このデュアルバックドアのありがたみを実感していただけるはずです。
運転席(1列目)比較:操作性重視のC26 vs 今風デジタル液晶のC27


毎日の運転で必ず触れるコックピット周辺について、新しさと使いやすさの両面から比較します。
世代による質感や利便性の違いは、意外と見落とされがちなポイントですので、しっかりとチェックしましょう。
直感的にスイッチ操作ができる、熟成の「C26型」


C26型はデジタルメーターを中央に配置し、走行中でも視認性に配慮した設計となっています。
とくに便利なのが、踏み間違い防止アシストや車線逸脱警報といった安全装備のON/OFFが物理スイッチで操作できる点です。
画面のメニューをたどる必要がなく、手元のスイッチひとつでワンタッチに切り替えられるため、機械の操作が苦手な方でも直感的に扱えます。
一方で、スマホを立てて置ける便利なポケットは備わっているものの、充電用のUSBソケットが標準装備ではない点には、やや時代を感じるかもしれません。
ここは、シガーソケット用の充電器などで補っている方が多い部分です。
なお、中古車選びの注意点として、C26型の純正ナビでは「タッチパネルのズレ(戻るボタンが反応しない、押した位置とずれてしまうなど)」が起きやすい個体も見受けられます。
ラインアップではこうした不具合を納車前にしっかりと点検し、必要に応じて修理・交換を行っておりますので、安心してお乗りいただけます。
スマホの充電もバッチリ!メニュー画面が近代化した「C27型」


C27型では、ハンドルが今風のD型(下側が平らな形状)へと変わり、握った瞬間にスポーティな印象を受けます。
メーター内のインフォメーションディスプレイも鮮やかな液晶画面へと進化し、燃費や車両の情報を見やすく表示してくれます。
コックピット全体の質感が柔らかくなったことで、今どきの車らしい上質さが感じられるはずです。
さらに、運転席まわりにもUSBソケットが追加されたため、スマホやカーナビアプリの充電にもう困りません。
毎日スマホを使うパパ・ママにとって、この使い勝手の良さは日常のちょっとしたストレスを確実に減らしてくれるでしょう。
2列目シート比較:お馴染みの「スマートマルチセンターシート」の進化


セレナの代名詞ともいえるのが、シートが前後に動くギミックです。
その世代ごとの細かな違いを見ていきましょう。
使い勝手を大きく左右する部分なので、じっくり比較していきます。
ウォークスルーがさらに広く!多彩なアレンジが可能な「C27型」


1列目から2列目までスライドできるセンターシートには、待望のヘッドレストが追加され、いざという時に8人乗車させる場面でも安心感が高まりました。
細かな部分ですが、家族や親戚が増える場面を考えると、うれしい進化といえます。
さらに2列目シートが左右方向にもスライドするようになり、シートを内側に寄せることで、3列目へ移動するための通路(ウォークスルー)がC26型より約3cm広がっています(C26型の約190mmからC27型の約220mmへ拡大)。
わずかな差に思えるかもしれませんが、大人が体を通す際のラクさは想像以上に変わります。
また、チャイルドシートを装着した2列目を一番前までスライドさせれば、運転席や助手席からお子様の様子をすぐに確認できる配置にもできます。
加えて、各シートの背面にはUSBソケットが備わり、後席のお子様が自分のスマホやタブレットを充電できるのも、ロングドライブでうれしいアップデートです。
シートが肉厚で座り心地が良く、肘掛けが便利な「C26型」


一方のC26型は、C27型に比べて2列目シートのサイズがやや大ぶりで、ブラウン系のファブリックなど、落ち着いた上質な質感が魅力です。
長時間座っても疲れにくい、ゆったりとした掛け心地は、C26型ならではの美点といえます。
さらに便利なのが、独立したアームレスト(肘掛け)の存在です。
センターシートをわざわざ前方へスライドさせなくても、背もたれからポンと肘掛けを引き出せるため、4〜5人のご家族がくつろいで座る際の快適さは、C26型も決して引けを取りません。
日常的に大人数で乗る機会が少ないご家庭なら、この座り心地の良さは大きな魅力になるはずです。
3列目&荷室比較:使い勝手を左右するスライド機能の有無


ミニバン選びで見落とされがちな、3列目シートの構造の違いについて解説します。
ここは、荷物の積みやすさや快適性に直結する大切なポイントですので、見落とししないように注意しましょう。
5ナンバーミニバンでは珍しい!3列目が動く「C27型」


通常、このクラス(5ナンバーサイズ)のミニバンでは、3列目シートの位置が固定されていることがほとんどです。
ところがC27型は、3列目シートが前後にスライドするレールを備えているのが大きな特長です。
荷物が多い時は3列目を少し前に出して荷室を広げ、乗員の足元を優先したい時は後ろに下げるなど、荷室の広さを状況に合わせて細かく調整できます。
当時、5ナンバーサイズのミニバンでこの3列目スライドを備えていたのはC27型セレナだけで、他社にはない貴重な装備でした。
しかも、ハーフバックドアを開けた位置からでも3列目の位置を動かせるため、スーパーの駐車場で「もう少し荷室を広げたい」という時にも、わざわざ車の後ろに回り込む必要がありません。
お買い物のたびに実感できる、気の利いた使い勝手といえます。
シンプルだけど座面の厚みで快適な「C26型」


C26型の3列目にはスライド機能こそありませんが、決して使い勝手が悪いわけではありません。
跳ね上げ収納の手順(紐を引いて引っ掛ける構造)や、床下に広がる特大の収納スペースはC27型と共通で、荷室まわりの基本的な実力はしっかり備わっています。
そして見逃せないのが、シートそのものの快適さです。
セレナの3列目はクッションが肉厚に作られているため、ライバル車と比べてもお尻が痛くなりにくく、長距離のドライブでも同乗者が疲れにくいのが特長といえます。
「3列目は補助席」と割り切らず、家族全員が快適に過ごせるよう作り込まれている点は、C26型でもしっかり受け継がれています。
まとめ:コスパの「C26」か、ハーフバックドアに価値を感じる「C27」か
ここまでの比較を踏まえて、それぞれどんなご家族に向いているのかを整理します。
まずは、両車の特徴を一覧で振り返ってみましょう。
| 比較ポイント | C26型 ハイウェイスター | C27型 G |
|---|---|---|
| 外観 | 専用エアロ+16インチアルミで迫力あり | エアロなしでも今風で洗練された印象 |
| バックドア | 通常タイプ | デュアルバックドア(上半分だけ開閉可) |
| 運転席 | 物理スイッチで直感操作/USB非標準 | D型ハンドル+液晶/USBあり |
| 2列目 | 肉厚シート+独立アームレスト | ウォークスルー拡大+後席USB |
| 3列目 | スライドなし(座面は肉厚で快適) | 前後スライド可能で荷室調整がラク |
| 価格の目安 | 約30万円ほどお得 | 高年式で装備が充実 |
それぞれの型式がおすすめな人の特徴は、以下のとおりです。
- 見た目のかっこよさを重視し、エアロ付きのスタイリッシュなセレナに乗りたい方
- 基本構造は共通なのだから、約30万円を節約してコスパ良く乗り出したいという実利重視のご家族
- 2列目・3列目の肉厚なシートで、家族みんながゆったり座れることを大切にしたい方
- やはり新しい世代の車に乗りたい、内外装の質感にこだわりたいという方
- 日常的にお買い物が多く、上半分だけ開くバックドアの手軽さに価値を感じる方
- 後席のUSBソケットや広いウォークスルーなど、子育て世代の使い勝手を重視するご家族
ラインアップでは、C26型・C27型のどちらも100万円前後の適正価格(手厚い長期保証付き)でご用意し、実車を展示しております。
ハーフバックドアの軽さやシートアレンジの違いは、カタログやスマホの画面を眺めるだけでは、なかなか実感できないものです。
だからこそ、実際に触れて・見比べて・乗り込んでいただくのが、後悔しない一台選びへの一番の近道になります。
週末はぜひ、ご家族そろってお気軽にご来店ください。
無料でのご相談も承っておりますので、「まだ買うか決めていない」という段階でも大歓迎です。
スタッフ一同、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
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