【エスティマ50系ってどんな車?】別格のゆとりと高い走行性能を色々な角度から徹底検証。

エスティマ50系

みなさんこんにちは。埼玉県入間郡三芳町にある、コミコミ80万円以下のミニバン専門店、ラインアップ代表の菊池です。

2006年1月に発売されたエスティマ50系は、2017年5月現在、前期型・中期型・後期型と3つの形が存在するロングセラーとなっており、5ナンバーミニバンには無い「別格のゆとり」エスティマ。

今回は「エスティマ50系はどんなクルマ?」「エスティマ50系と言えば○○!」・・・先代のエスティマ30系と比較しながら解説していきたいと思います。

ノア・ヴォクシーもいいけど、格上のクルマに乗りたい!他にはない流線型のミニバン!

流線型のボディは低重心化の効果もあり、エスティマはミニバンでありながら高いハンドリング性能を発揮します。

また、空気抵抗の少ないデザインは、高速走行時の燃費向上や風切り音の消音効果にも一役買っております。

2018年11月現在、中古車市場でも、100万円以下狙えるようになったエスティマ50系を詳しく解説したいと思います。

 

タップできる目次

エスティマ歴代モデル

初代エスティマ10系「天才たまご」を継承する美しい流線形デザインと高い走行安定性。

初代エスティマ10系

初代エスティマ10系

家族の為にミニバンを選ぶけど、走りを楽しみたいパパにもエスティマ50系はお薦め!

2017年5月現在、まだ新しいイメージの強いエスティマ50系・前期型ですが、日々変動する中古車市場で買い時価格となりました。

総額80万円以下で買える「別格のゆとり」。

エスティマ50系前期型

エスティマ50系・前期型

エスティマ50系中期型

エスティマ50系・中期型

エスティマ50系後期型

エスティマ50系・後期型

今回は一番上の写真、エスティマ50系・前期型に絞って分かり易く解説したいと思います。

もし今、50万円以下でエスティマ50系の中古をお探しなら、⇒当社の豊富なエスティマ在庫情報をご覧ください。

エスティマ50系は先代30系と何が変わったのか?


先代のエスティマ30系とボディ形状や室内機能、エンジン、走行性能の違いなどを検証していきたいと思います。

外観の違い

50系

50系正面やや斜めから

30系

30系正面やや斜めから

30系から50系へフルモデルチェンジですが、全体のイメージではあまり大きな違いは無いように感じます。

他車種ではフルモデルチェンジで全く別のクルマになってしまうケースも少なくありませんが、エスティマは初代から基本コンセプトがブレずに10系→30系→50系と進化を繰り返してきました。

50系・正面

50系・正面

30系・正面

30系・正面

50系・左面

50系・左面

30系・左面

30系・左面

50系・背面

50系・背面

30系・背面

30系・背面

エスティマ50系と言えばコレ!


①床下格納できる3列目シート

エスティマ30系には無かった新しい機能。

床下にシートを格納し、さらに2列目シートを最前部までスライドさせた場合、荷室スペースの奥行きは最大約168cmまで拡張できます。

50系の荷室スペース

50系の荷室スペース

因みにエスティマ30系で大きな荷物を積む場合は、2列目シートとスライドレールを共有している3列目シートを2列目シートと共に最前部にスライドさせる事でスペースを作る事ができます。

但し、奥行きは50系と比べおよそ46㎝狭い。

30系の荷室スペース

30系の荷室スペース

床下に格納できる3列目シートは「大きな荷物を積む利便性」に関して、飛躍的な進化を遂げたと言えます。

しかし、その反面「椅子としての性能」の低減は否定できません。

下図写真は上が50系の3列目シート、下が30系の3列目シート。

全体的に人間工学を考慮した丸みを帯びた厚みのある30系のシートに対し、50系のシートはまるでオデッセイやアイシスのような簡易シートのようなフォルムである。

50系・3列目シートのクッション性

50系・3列目シートのクッション性

30系・3列目シートのクッション性

30系・3列目シートのクッション性

②まるでリビングに居るようなオットマンチェア

エスティマの2列目シートは左右に一脚ずつ独立した「キャプテンシート」タイプと、3人掛けの「ベンチシート」のタイプがあります。

(「キャプテンシート」と「ベンチシート」の違いは下記で詳しく解説します。)

エスティマ50系は上記の通り3列目シートの椅子としての性能は低減してしまったものの、「キャプテンシート」タイプの2列目シートはより快適性能が向上しました。

50系・オットマンチェア

50系・オットマンチェア

エスティマの最大の特徴とも言える、まるでリラックスできるリビングのソファのような「オットマンチェア」

30系にも「オットマンチェア」の機能はありますが、リラックスする為の「オットマンチェア」としての完成度は大分低く、靴を脱いで座った時に足置きとして使うような印象。

エスティマ30系・オットマンチェア

エスティマ30系・オットマンチェア

関連記事▶ミニバンの「オットマン」って何?フットレストとは違うの?

③2列目シートを最後部までスライドさせ4人乗りVIP仕様も可能

50系では3列目シートが簡易シートのようになってしまいましたが、代わりに3列目を格納し、オットマンチェアになる豪華な2列目シートを最後部までスライドさせる事で、その足元の広さがおよそ90cmにもなります。(キャプテンシートタイプのみ)

50系・オットマンチェアを最後部までスライドさせてみる

50系・オットマンチェアを最後部までスライドさせてみる

高級車になればなるほど程大きな車体でありながら4人しか乗れないという設定があります。

エスティマ50系のこのシートアレンジモードはまさに超高級車のような贅沢仕様と言えるのではないでしょうか?

またこのシートアレンジモードにするためにはシートの横スライド機能を使わなければなりません。

④初代「天才たまご」から継承される走行安定性

今から27年前となる1990年5月、初代エスティマ10系はこれまでに存在しなかった斬新なフォルムのワゴン車として誕生しました。

従来のワゴン車は、フロントタイヤの真上にクルマの部品中最大重量物となる「エンジン」が搭載され、さらにもう一つの重量物である「ドライバー」すなわち「人間」が、そのエンジンの真上に配置されたシートに座る為、クルマの重量配分はとても不適正な状態となり、さらには四角い車体は走行風の空気抵抗をもろに受けてしまい、多くのユーザーが「広いのは良いが特に高速道路などでフラフラして怖い」と感じていたのです。

そんな時代「天才たまご」というキャッチコピーを与えられた「初代エスティマ10系」は、

  1. 車体下部に向かって末広がりとなる安定形状で、尚且つ空気抵抗の少ない、たまごを縦に半分に切ったような流線型のボディ。
  2. 重量物であるエンジンとトランスミッションは車体のほぼ真ん中に設置。

を実現させる事で、ワゴン車特有のふらつきを劇的に軽減し、まるで普通のセダン車のように走れる安定性となったのです。

2000年1月初代エスティマは次代の30系にモデルチェンジ、2006年1月に今回のテーマでもある50系へと進化します。

(30系もですが)50系は駆動方式が初代10系の後輪駆動から前輪駆動と変わりましたが、その高い走行安定性は初代のままコンセプトを受け継いでおり、多くのユーザーから高い評価を受けました。

⑤ミニバンだけどハンドリング性能にこだわる

エスティマ50系 インパネ

走行安定性が高いという事は、ハンドリング性能も高くなると言えます。

50系は30系よりも屋根をやや低く、さらにトレッドはややワイド化した事でさらにハンドリング性能が向上しました。

このような流線型ボディのミニバンは他にはありませんが、ハンドリング性能の点だけでエスティマ50系に近いワゴン車・ミニバンと言えば、ステーションワゴン並に車高が低いRB系のオデッセイや、先代よりも大分コンセプトが変わってしまった現行型の屋根が低いエルグランドあたりと言えます。

しかし、オデッセイではエスティマとコンセプトが全く異なり、室内は大分狭くなりますし、現行型エルグランドでは値段が違いすぎて比較対象にするのは無理があります。

また、ノアSiやヴォクシーZS・セレナライダーS・ステップワゴンスパーダなど、各車走りを意識した特別バージョンのグレードは多くありますが、重心が高いそれらとは違い、低重心化されたエスティマはカーブでのロールも抑えられ(揺れが少ない)基本構造からハンドリング性能が(ミニバンの中では)高いと言えます。

関連記事▶エスティマ50系(前期型)の気になる口コミ評価

 

50系と30系のボディサイズ比較


50系・30系共に人気グレード「アエラス」の数値で比較します。

50系 30系
全長 482cm 479.5cm
全幅 181cm 179cm
全高 174.5cm 177cm

(アエラス以外のグレード、エアロ無しグレードや4WD、特別バージョンなどは数センチ変わる場合があります。)

50系 30系
室内長 301cm 295cm
室内幅 158cm 156cm
室内高 125.5cm 126cm

50系と30系のエンジン&ミッションの違い


30系は3.0lモデルと2.4lモデルの設定があります。

50系には2.4lモデルは在りますが、3.0lモデルが無く、代わりに3.5lモデルが在ります。

エンジン 50系 30系
V型6気筒3.5l 280ps・35.1kg.m 設定無し
V型6気筒3.0l 設定無し 220ps・31kg.m
直列4気筒2.4L 170ps・22.8kg.m 160ps・22.5kg.m

(ps=馬力・kg.m=トルク)

(50系30系両車とも2400ccはタイミングチェーン。)

ミッション 50系 30系
V型6気筒3.5l 6速AT 設定無し
V型6気筒3.0l 設定無し 4速AT
直列4気筒2.4L CVT 4速AT

「表を観ても何がなんなのかさっぱりわからない・・・・」そう思ったあなたも、クルマに詳しいあなたにも、わかりやすくお伝えしますと・・・・

50系は30系に比べエンジンパワーが強くなっており、なおかつミッションの性能も見直されパワフルに低回転で静かに走る事ができるのです。

燃費の比較


50系
エンジン 駆動 カタログ クチコミ
3.5l 2WD 9.8 8.2
4WD 9.4 7.9
2.4l 2WD 12.4 9.3
4WD 11.4 8.9
30系
エンジン 駆動 カタログ クチコミ
3.0l 2WD 9.4 7.6
4WD 8.6 7.0
2.4l 2WD 11 8.8
4WD 10.6 8.0

クチコミ燃費の数値は「みんカラ」「カーセンサー」他クチコミサイトの投稿最新30件の平均を取ったものです。

3.5lモデルは…

排気量が大きくなると燃費が悪くなるというイメージが強いと思いますが、エスティマ50系3.5lモデルは先代30系3.0lモデルよりも燃費は向上しました。

上記の通り、エンジンの馬力とトルクが向上した事で、あまりエンジンの回転数を上げなくても十分なパワーがでるようになった事が要因のひとつと言えます。

またもう一点、4速ATから6速ATになった事もその要因に大きく関わっております。

少々専門用語が出てしまいますが、従来の4ATをクロスミッションのようにギア比の差を細かく設定するのではなく、どちらかと言えば従来の第4速の上にさらにハイギアードの第5速6速を追加した感じになります。

専門用語なんて分る必要はありませんが、分からなかったあなたもこの表現ならイメージしやすいと思いますが、ギアチェンジができる自転車の一番重いギアのさらに上にもっと重いギアを追加した感じです。

スピードが出てきた時は重いギアのほうが楽に走れますよね。

クルマも同様で、それによって高速道路で30系よりもより静かに低回転で走る事ができるのです。

次回のブログでエスティマ50系の燃費に付いてより詳しくクローズアップしてご説明しますが、50系3.5lは特に高速道路で30系3.0lよりも燃費性能が向上したと言えます。

2.4lモデルは…

エスティマ50系 エンジンルーム

また、2.4lモデルは従来の4速ATから無段変速機CVTに変わりましたが、常に最適なギア比で走行できるため、より燃費が向上したと言えます。

但し、CVTの欠点は4ATに比べ壊れやすくなります。

関連記事▶エスティマ50系の燃費は?実燃費の事例から読み取る。

4WDモデルは…

50系3.5lモデルにも2.4lモデルにも、また30系3.0lモデルにも2.4lモデルにも、全てのモデルに4WDの設定があります。

4WDはエンジンからタイヤまで動力を伝える過程で2WDに比べ部品が多くなるので、その各部品で生じる抵抗が増えるため燃費が悪くなってしまいます。

ただエスティマの4WDは走行状態に応じて自動的に2WD~4WDに切り替わるシステムになっております。

また運転席にあるスイッチで手動で4WDをOFFにする事ができます。

スイッチで常にOFFにして置けば2WDと同じ燃費になるの?と思うかもしれませんが、部品が増える事で車体重量が増えるので、純粋な2WDよりもやや悪くなります。

4WDのシステムは50系も30系と変わりませんので、その点での差はほぼ無しと言えます。

一口メモ・エスティマ50系30系の4WDの仕組み

トヨタの4WDの仕組みは5種類ほどありますが、エスティマ50系・30系ともに、4WDは「直結+アクティブ・トルクスプリット式」という仕組みが採用されております。

トヨタはこの方式を「フルタイム4WD」と呼称しております。

「フルタイム」と聞くと常時4輪が駆動しているようなイメージを感じますが、実際には、通常、前輪だけが駆動しており、前輪が滑り出した時に、自動的に後輪が駆動し始めるシステムとなっております。

そのトルク配分は通常時(前:後)10:0~4WD時(前:後)5:5までアナログ的に制御します。

また、運転席にある4WDのスイッチをOFFにすると常時フロントドライブで駆動します。

(「フルタイム4WD」の定義はメーカーによってバラバラでこれと類似した方式をパートタイム4WDと呼称するメーカーもあります。)

パワースライドドアスイッチ


50系の両側パワースライドドアの場合は運転席のパワースライドドアスイッチの位置が通常とは異なります。

50系片側パワースライドドア車と30系の場合はハンドルの右下あたりにボタンが設置されている。

50系・片側パワースライドドア車・スイッチ

50系・片側パワースライドドア車・スイッチ

30系・パワースライドドア・スイッチ

30系・パワースライドドア・スイッチ

3列目シートへの乗り降りの比較


3列目シートへの乗降時、2列目シートの背もたれを前に倒し、椅子全体を前にスライドさせると思います。

エスティマ30系では、①背もたれ角度調整レバーで背もたれを倒し、②スライドレバーでスライドさせる、という2行程必要でしたが、エスティマ50系では一本のレバーで背もたれを倒し、そのままスライドさせる事ができます。

また上記動画の通り、50系の7人乗りキャプテンシートと8人乗りベンチシートではレバーの配置が異なります。

また、50系はシートの背もたれが前に倒れた状態ならレバーを引かなくてもスライドが可能です。

動画のように座面などを押す事で元の位置に戻すことができます。

30系はレバーを引かない限りスライドはしません。

背もたれに関しては、前に倒れている状態から後ろに倒す場合レバーを引かなくても動かせますが、初期設定された位置で止まってしまい、その角度は90度に近いためそのまま座ると座り心地が悪いため、レバーで少し調整する必要があります。

50系の背もたれも30系と同様に初期設定された位置に戻りますが、角度はやや急ではありますが、そのまま座る事も可能な角度となります。

 

7人乗りキャプテンシートと8人乗りベンチシートの比較


上記でも軽く触れましたが、エスティマの2列目シートは左右に一脚ずつ独立した「キャプテンシート」タイプと、3人掛けの「ベンチシート」のタイプがあります。

50系・キャプテンシート(7人乗り)

50系・キャプテンシート(7人乗り)

50系・ベンチシート(8人乗り)

50系・ベンチシート(8人乗り)

50系前期型が新車販売している当時、ベーシックグレードの「X」、エアロ無し豪華装備の「G」、エアロ付グレード「アエラス」中心となるこれらグレード全てで7人乗りか8人乗りかを選べました。

但し、エアロ付で尚且つ豪華装備の「アエラスGエディション」は7人乗りの設定のみ。

スライド量と足元の広さ


8人乗りのベンチシートは7人乗りキャプテンシートのように車内最後部までのスライドはできません。

8人乗り・2列目シートの足元

8人乗り・2列目シートの足元

スライド量はおよそ50cmとなり、足元の広さは最大で55cmくらいとなります。

また、7人乗りキャプテンシートの場合でも横スライドをしない場合は、8人乗りと同様、スライド量は50cm、広さは55cmとなります。

7人乗り・スライド量・横スライド無しの場合

7人乗り・スライド量・横スライド無しの場合

横スライドをさせる事で最後部近くまでスライドします。

7人乗り・スライド量・横スライド有り

7人乗り・スライド量・横スライド有り

8人乗りはフルフラットにならない?


8人乗り・フルフラット

8人乗り・フルフラット

50系前期型のカタログを観ると「フルフラットになる」と公言しておりますが、筆者個人的にはそれをフルフラットと言って良いのか少々疑問を感じます。

実際に試してみると、なんとなくフルフラットっぽくはなるのですが3列目シートの座面と背もたれの関節部分に16cmもの段差ができてしまいます。

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これは3列目シートをスマートに床下格納させる構造を優先したために犠牲になった部分と言えます。

ただ、ネットのレビューを探してみると、座布団やクッションで段差を埋めることで車中泊を楽しんでいるユーザーもいらっしゃいました。

8人乗りは回転対座シートでは無い


50系はシートの格納性能を重視している為か、8人乗りは2列目シートもコンパクトに格納できます。

50系・2列目シート・格納

50系・2列目シート・格納

その為か、回転機構が付いておりませんので2列目シートを後ろ向きにして体座シートにする事ができません。

ちなみに30系8人乗りは回転体座シートです。

エスティマ50系はこんな人にお薦め

エスティマ50系 室内

✅丁度いいサイズ

ノアでは物足りない、しかしアルファードまでなると大きすぎる・・・2車のちょうど中間に位置するエスティマ50系。

優雅にゆったりと優越感を感じられる車格でありながら、アルファードでは面倒に感じてしまいそうなちょっと近所のコンビニまでの足としても・・・そんな良いとこ取りをしたい人にお薦め。

✅唯一無二の流線型

またノア・ヴォクシー・アルファードの形はボンネットが付いた直方体です。

他メーカーのミニバンを見てもほとんどが同じような形状です。

その中で唯一無二の流線型「エスティマ」。

そのスタイリングが好きな人にもお薦め。

✅例えるなら「エスティマ」はセダンでいう所の「クラウン」

車格で例えるならば、ノア・ヴォクシーは「マークⅡ」、アルファードは「セルシオ」と言った所でしょうか?

あまり好ましい事ではないとわかっていながらも、どちらが車格が上か、自分が乗っているクルマを他人と比べてしまう人は少なくないと思います。

それの是非については今回はノータッチとさせて頂きますが、多くの人が心に抱く、人としての衝動の一種とも言えるでしょう。

そういう事を気にしてしまう人にもお薦め。

✅広いミニバンでありながら走行性能の高さ

エスティマ50系は屋根が低く、ワイドトレッド、さらに末広がりの形状が安定感を生み出します。

また前後重量配分が適正に近くなるややフロントミッドシップなエンジンレイアウトもその効果に一役買っております。

家族のために広いミニバンを選びたいけど、走行も楽しみたいパパにもお薦め。

まとめ


エスティマ50系とエスティマ30系で大きく異る点とは?

3列目シート

50系 床下に格納できる事を重視。
30系 長時間座っても疲れにくい、「椅子」としての性能を重視。

2列目シート(キャプテンシート)

50系 オットマンチェア機能付き。車内最後部までスライドできる。
30系 普通の「椅子」としての性能は50同様で高性能。オットマンチェア機能は簡易的なものであまり実用的ではない。

3列目シートへの乗り降り

50系 2列目シートはレバー1本の操作で前側に格納可能。
30系 2列目シートを格納する際2アクション必要。

その他エンジンや駆動系の性能などから、静音性や燃費性能などはシステムが新しい事で当然30系よりも50系が優れている点は多い。

 

今回の記事が、あなたの車選びに役立てばばうれしいです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

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