フリード(GB3型)故障率は多いの?気をつけるべき弱点や修理事例解説

フリードは、ホンダが誇るコンパクトサイズながら3列シートを確保しており、ファミリー向けに人気の車種です。

フリードの中でも、2008年から2016年まで生産されていたGB3型は、すべてのグレードで紫外線を99%カットするスーパーUVカットや、アレルゲン物質をほぼシャットアウトできるアレルクリーンシートを標準装備しており、人気を博しています。

健康などに気を遣うファミリー層に特に評価されている車種であり、デザインも秀逸な特徴があります。

そのフリードGB3型では、いくつか故障する可能性がある箇所が存在するのです。

中古車を購入する場合、故障しやすい部位をしっかりとチェックして購入することが重要です。

この記事では、GB3型フリードで故障する可能性がある部位や、購入時に注意したいポイントなどを紹介します。

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フリード(GB3型)で気をつけるべき弱点や故障箇所

フリード

GB3型フリードにおいて、よくチェックしておきたいポイントとして、以下が挙げられます

各ポイントについて、詳しく解説します。

エアバッグの不具合(リコール)

GB3型フリードのなかでも、リコール対象となっている不具合としてエアバッグの破損があります。

エアバッグは、事故が発生した際に身を守るために重要な役割を果たします。

ただし、GB3型フリードではエアバッグ装置のインフレーターに不具合が発生する可能性があるのです。

具体的には、助手席側のエアバッグのインフレーターで、環境温度や湿度変化の繰り返しによって、ガス発生剤が劣化する可能性があります。

これにより、エアバッグが動作した際にインフレ-ター内圧が異常上昇して、インフレーター容器が破損するリスクがあります。

上記不具合は、GB3型フリードを含めて以下のホンダ車が対象です。

通称名型式リコール対象車の車台番号の範囲製作期間
フリード,フリードスパイクDBA-GB3GB3-1505853~GB3-1519852平成25年1月7日~平成25年12月27日
フリード,フリードスパイクDBA-GB5GB3-3000019~GB3-3006776平成25年7月17日~平成25年9月20日
フリード,フリードスパイクDBA-GB7GB3-5400104~GB3-5400638平成25年1月8日~平成25年12月27日
フリード,フリードスパイクDBA-GB9GB3-7000002~GB3-7000116平成25年7月30日~平成25年9月18日
フリード,フリードスパイクDBA-GB11GB4-1500737~GB4-1503685平成25年1月8日~平成25年12月27日
フリード,フリードスパイクDBA-GB13GB4-3000012~GB4-3001113平成25年7月17日~平成25年9月20日
フリード,フリードスパイクDBA-GB15GP3-1105450~GP3-1122010平成25年1月7日~平成25年12月27日
フリード,フリードスパイクDBA-GB17GP3-3000009~GP3-3007475平成25年7月17日~平成25年9月20日
フリード,フリードスパイクDBA-GB19GP3-5100025~GP3-5100109平成25年1月8日~平成25年12月26日

上記対象車両については、助手席側エアバッグのインフレーターを対策品と交換対応しています。

また、改善実施済車については運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近に№.4178と記載されたステッカーを貼付されています。

もし、GB3型フリードを購入する際にはリコールによる改善済みかどうかをよくチェックしてください。

低速時にガクガクしてアクセル踏んでも進まない

GB3型フリードでは、低速時にガクガクしてアクセル踏んでも思うように進まない不具合が発生する場合があります。

例えば、走行中に急に吹け上がらずに、アイドリングもガクガクとなって速度10km/hほどの低速状態となってしまうことがあるのです。

通常、この状態であればエンジン警告灯が点滅する場合が多いです。

原因を調査していくと、多くがイグニッションコイルやプラグの不具合にたどり着きます。

通常、エンジンを始動させるためにスパークプラグがエンジンの燃焼室内で高電圧の放電を発生させて点火させています。

その点火装置となるスパークプラグに、自動車の12Vバッテリーから20,000Vから35,000Vもの高電圧を供給させる装置が、イグニッションコイルとなります。

要するに、イグニッションコイルやプラグはエンジンを点火するために非常に重要な部品となります。

もし、故障した場合はイグニッションコイルとプラグを同時に交換する場合、部品代と工賃を合わせて4万円以上かかる場合が多いです。

低速時にガクガクしてアクセル踏んでも進まない症状については、実際に試乗した上でチェックすることをおすすめします。

CVTからキューと異音

GB3型フリードでは、無段階変速と呼ばれるCVTが採用されています。

CVTは、一見するとATと混同しがちですが、そもそもの構造が全く異なります。

最も違うポイントとして歯車の有無が挙げられ、ATの場合は歯車があり変速時に大きな異音が発生しますが、CVTの場合はプーリーやベルトの組み合わせで変速するため、変速時の衝撃や異音が少ない特徴があるのです。

基本的に、CVTは小排気自動車に向いており、フリードもGB3型よりCVTを採用しています。

ただし、機密性をキープするために回路内に充填されたCVTオイルに空気が混合することで異音が発生し、最悪の場合はCVTそのものが故障する可能性があるのです。

本不具合は、通常の故障と違って若干やっかいな点があり、不具合の原因が空気であるため、どのような毛色で混入したかを解析するために、一度CVTをASSYごと取り外す必要があります。

これよって、結果としてミッション交換が必要となり、30万円以上の費用がかかるのです。

CVTの状態は、実際に試乗した上でスムーズに加速するか、異音が発生していないかなどをよく確認してください。

パワーステアリングの不具合

GB3型フリードは、ほかの大型ミニバンと比較して重量は軽めですがパワーステアリングがないと運転に苦労します。

特に、女性が運転する場合にはパワーステアリングは欠かせない機能となりますが、GB3型フリードではパワーステアリングに関する不具合が発生するケースがあります。

走行中にいきなりステアリングが重くなる不具合が発生し、同時にEPS警告灯が点灯する場合もあります。

なお、パワーステアリングの不具合はエンジンを一度切って再始動することで改善される場合が多く、明確な原因が分かっていない状況です。

どちらかと言えばハード側ではなくソフト側の不具合の場合が多く、ECUのプログラムを書き換えによって修理することが可能です。

プログラムの書き換えであれば、数千円程度と比較的安価な費用で修理できます。

まだ不明な点が多い不具合であるため、中古車を購入する際に試乗してパワーステアリングが重くなるなどの症状が発生しないかを確認するしかありません。

スマートキーによるドアロックの解除ができない

GB3型フリードでは、スマートキーシステムが搭載しており、キーを挿すことなく手軽にロックをかけることができます。

スマートキーは送信機となり、電池を使用して駆動させていますが、当然電池切れにより新しい電池への交換が必要です。

電池切れした場合は電池を交換しますが、ロックを解除しようとした場合にイグニッションが回らないなどの不具合が発生する場合があります。

特に、電池切れする間際にドアロックを使用すると、このような不具合が発生する場合があります。

スマートキーによるドアロックの解除ができない場合、修理業者に持ち込んだりディーラーで点検してもらったりしなければなりません。

ただし、注意したいのは運転席側だけのロックが解除されない症状がある場合、ドアロック部分の故障も疑われます。

上記症状の場合、キーではなくドアロック機構部分の交換が必要となり、2万円程度の修理費用がかかってしまいます。

中古車を購入する際には、スマートキーを使用して動作確認してください。

フリード(GB3型)を安心して購入するには

GB3型フリードを中古車として購入する場合、安心して購入したいものです。

そこで、以下のような点に着目して購入することをおすすめします。

各ポイントについて、詳しく解説します。

購入前にしっかりとチェックする

GB3型フリードに限らず、中古車を購入する前にはしっかりと各部位などをチェックすることが重要です。

これは、新車と違って個体差が大きいため、より綿密にチェックする必要があるためです。

自動車の状態としては、特に以下をしっかりと確認してください。

  • 外装の状態
  • ドアの開け閉めや隙間は正常か
  • 内装の状態
  • エアコンの状態
  • 電装類のチェック
  • エンジンやオートマの状態
  • エンジンルームの状態
  • タイヤの状態

また、自動車の状態だけでなく販売店やスタッフの対応状況もしっかりと確認しましょう。

例えば、販売店であれば清掃が行き届いていない場合は悪徳中古車販売店の可能性が高まります。

スタッフの対応を見ても、高圧的な態度で接してくる場合は状態が良くない自動車を購入させられるリスクがあります。

よって、購入前に各項目をしっかりとチェックしてください。

中古車を購入する前にチェックしたい項目については、以下の記事で詳しく解説しています。

【必須】修理保証がついてる車を購入する

どれだけ綿密に自動車の状態をチェックしても、絶対に故障しない保証はありません。

また、GB3型フリードではスマートキーの不具合は通常のチェックで見抜くことは難しいものです。

そこで、もし故障した場合に適用できる修理保証が付いているかどうかをよく確認してください。

もし、修理保証が付いていると故障しても費用の自己負担が軽減できるので、余計な出費を防止することができます。

距離や年式に関わらず故障はつきものですので、だからこそ万が一のときにも安心な修理保証付きの自動車を購入するのがおすすめです。

自動車鑑定書を確認する

中古車販売店では、基本的に自社目線で自動車の状態を評価している場合が多いです。

例えば、状態が良いと評価されていても、中古車販売店によって「良い」の基準が異なり、多少傷が見られる場合でも目立つ傷ではないため良いと評価している場合があります。

実車をチェックすれば見抜けるものの、遠方にある販売店で購入する場合は提供された画像などで判断しなければなりません。

そこで、第三者機関が客観的に中古車の状態を鑑定した、自動車鑑定書付きの自動車を購入するとよいでしょう。

自動車鑑定書を発行している期間としては、JAAAやJAAI、AISなどがあります。

それぞれに微妙に鑑定基準が異なるものの、公平に鑑定しているため鑑定結果のばらつきはありません。

よって、なるべく自動車鑑定書が付いた中古車を選び、内容を確認することが重要です。

フリードについてよくある質問

ここでは、フリードについてよくある質問を紹介します。

フリードってどんな車なの?

フリードは、5ナンバーサイズのコンパクトミニバンです。

3列シート、乗り心地も良く普段乗りにちょうど良いサイズ感となっており、特に子育て世代のママから圧倒的な支持を得ているミニバンとなっています。

コンパクトミニバンならではの維持費の安さが魅力的であり、家計にも優しい社主となっています。

さらに、両側スライドドアで乗り降りが容易であり、特に小さな子供がいるファミリーにおすすめしたい車種です。

フリードについては、以下の記事で詳しく解説しています。

フリードは何年乗れる?寿命は?

フリードは、ファミリーカーの要素が強い自動車であり、スポーツカーのように過酷な走行をする機会が少ない自動車です。

ただし、適切にメンテナンスしていない場合は寿命が短くなる傾向があります。

鑑定書と保証がついた状態の良いフリードを購入して、定期的にメンテナンスすれば10万キロ、20万キロは問題なく乗ることができます

フリードとステップワゴンはどっちがいいの?

ホンダが誇るミニバンとして、フリード以外にもステップワゴンが有名です。

フリードとステップワゴンを比較すると、全幅は同等程度ですが室内の広さはステップワゴンの方が圧倒的に広いです。

天井の高さも異なり、フリードの場合は小学校3年生くらいの子どもまでが頭を打つことなく立てますが、ステップワゴンの場合はより天井が高く小学校6年生までの子どもであれば立って歩行することが可能です。

フリードの場合、最小回転半径が5.2mと小さいため、ステップワゴンよりも小回りが利くメリットがあります。

以上から、自宅周辺の道が狭い場所を走行する際にはフリードを、車内空間がゆったりしていて過ごしやすさを重視したい場合はステップワゴンを選択しましょう。

まとめ

GB3型フリードは、特に子どもが小さなファミリー向けのミニバンとして、最適な選択肢となります。

人気が高い車種であり、多くの中古車が流通している状況です。

ラインアップでは、優良なフリードを多く取り扱っており、車の質・保証の質・整備の質に最大限こだわっています

もし、優良なフリードをお探しの場合、ラインアップまでお気軽にご相談ください。

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