運転が上手い人が絶対にやらない”無意識のNG習慣”10選

運転が上手い人が絶対にやらない"無意識のNG習慣"10選

みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。

「自分の運転は問題ない」と思っているドライバーほど、無意識のNG習慣が染みついているケースが多いものです。

運転歴が長ければ長いほど、誰かに指摘されることなく悪い癖が定着してしまいます。

運転が上手いドライバーと、なんとなく運転しているドライバーの差は、テクニックや反射神経よりも他者への気遣いと予測能力にあります。

本記事では、運転が上手い人が絶対にやらないNG習慣を10項目に絞って徹底解説します。

どの項目も「やってはいけない理由」と「正しい対処法」を紹介していますので、ドライビングスキルを向上させたい方・安全運転を見直したい方は必見です!

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運転が上手い人が絶対にやらないこと10選

運転が上手いドライバーに共通しているのは、「自分の行動が周囲にどう影響するかを常に考えている」という点です。

「周囲の車がブレーキを踏まなくて済む運転」「同乗者がストレスを感じない運転」を意識することで、自然と事故リスクが下がり、燃費も向上し、周囲のドライバーからも信頼されるようになります。

初心者から中級者まで陥りやすいNG習慣として、特に以下10項目が挙げられます。

上記について、具体的な場面・リスク・改善策とともに詳しく紹介します。

① 周囲の予測を裏切る「不適切なウインカー」

ウインカー(方向指示器)は、自分の意図を周囲に伝えるための最も基本的かつ重要なコミュニケーション方法です。

ところが日本の道路では、ウインカーの使い方を誤っているドライバーが非常に多く見られます。

運転が上手いドライバーは、ウインカーを「行動の直前に出すもの」ではなく、「これからこう動きますよ」と周囲に予告する手段として使います。

タイミングが早すぎても誤解を招きますが、遅すぎるウインカーは「ほぼ無意味」です。

以下の4つのNG行為は、後続車や対向車を混乱させる典型的なパターンです。

NG行為具体的な状況問題点・リスク
後出しウインカーブレーキを踏んで減速しきってからウインカーを出す後続車が反応する時間がなく、追突リスクが高まる
同時・事後ウインカーハンドルを切るのと同時、または車線変更後に出す合図として機能しておらず、周囲を混乱させる
ウインカーなし合図なしに曲がる・車線変更をする道路交通法違反。重大事故の直接原因になり得る
停止後のウインカー右折レーンのない場所で完全停車してから出す後続車が右折意図を読めず、不要な渋滞を作る

道路交通法第53条では、進路変更の場合は3秒前、交差点での右左折は交差点の30m手前でウインカーを出すことが義務づけられています。

このルールを守るだけで、周囲のドライバーが余裕を持って対応でき、交通の流れがスムーズになります。

「自分はちゃんとウインカーを出している」と思っていても、タイミングがズレていれば出していないのと同じです。

特に後出しウインカーは、ベテランドライバーほど無意識に行いがちな悪癖です。

「ブレーキを踏む前に、まずウインカーを出す」この順番を体に染み込ませることが、運転上達への重要なステップとなります。

また、ウインカーを出すタイミングだけでなく、点滅回数にも意識を向けるとさらに丁寧な運転です。

車線変更前は最低3〜5回点滅させてから動き出すことで、後続車が十分に認識できます。

② 後続車を疲れさせる「不安定なブレーキ操作」

ブレーキの踏み方は、運転の上手さ・下手さがもっとも顕著に現れるポイントのひとつです。

後続車のドライバーを疲弊させる「パカパカブレーキ」や突然の急減速は、追突事故の引き金になるだけでなく、後ろを走るドライバーに大きなストレスを与えます。

運転が上手い人は、フットブレーキをほとんど使わないと言っても過言ではありません。

前方の信号や車の流れを早めに読み取り、アクセルを抜くことで自然にエンジンブレーキを効かせながら、緩やかに速度を調整するのが基本スタイルです。

フットブレーキは、あくまで「最後の調整」に使う感覚です。

NG行為の具体例として、以下が挙げられます。

NG行為具体的な状況リスク・問題点
パカパカブレーキ車間距離が短すぎるため、前車の速度変化に合わせて細かくブレーキを踏み続けるブレーキランプの連続点灯が後続車に連鎖し、「幽霊渋滞」を引き起こす一因になる
無理な割り込み後続車との距離が不十分なのに強引に車線変更し、後ろの車に急ブレーキを踏ませる道路交通法上の問題になるケースがあり、割り込まれた側に精神的ストレスも与える
急な減速ロードサイドの店に入る際や知り合いを見つけたときなど、合図なく突然ブレーキを踏む後続車が不意を突かれるため、車間距離が少しでも短ければ追突事故に直結する

安定したブレーキ操作を身につけるためには、まず「車間距離を十分に取る」ことが最優先です。

高速道路では車速の1/10(km/h)のメートルが目安(例:100km/hなら100m以上)です。

前車との距離が確保できていれば、フットブレーキを多用することなく、エンジンブレーキだけで速度調整が完結するケースが増えます。

ブレーキを踏む際も、いきなり強く踏むのではなく、最初は軽く踏んでブレーキランプを点灯させ(後続車への予告)、その後なめらかに制動力を増していく「踏み始め優しく、徐々に強く」の踏み方が理想です。

③ 交通の流れを阻害する「右車線居座りやノロノロ運転」

高速道路の追い越し車線を目的なく走り続ける「右車線居座り」は、道路交通法第20条(通行区分違反)に該当する明確な交通違反です。

違反点数1点・反則金6,000円(普通車)が科されます。

しかし罰則以上に問題なのは、右車線居座りがあおり運転や追突事故の引き金になる点です。

また、一般道においても周囲の流れを大幅に下回る速度での走行(いわゆるノロノロ運転)は、後続車の渋滞形成や追突リスクを高める行為です。

状況NG行為法的リスク・危険性
高速道路走行車線が空いているのに追い越し車線を走り続ける通行区分違反(違反点数1点)・あおり運転誘発
高速道路追い越しが終わっても車線を戻らない後続の速い車がテールゲートしてくるリスク
一般道法定速度を大幅に下回る速度で走り続ける渋滞形成・後続車のイライラ誘発
一般道後続車に追いつかれても道を譲らない渋滞悪化・あおり運転トラブルの原因

日本の高速道路において、追い越し車線(第二走行帯)はあくまで「追い越しのために一時的に使う車線」です。

「速い車はずっと右車線を走っていい」という解釈は完全な誤りであり、追い越しを終えたら速やかに走行車線へ戻るのが正しい運転マナーです。

後続車に道を譲ることを「自分が負けた」と感じるドライバーもいますが、それは大きな勘違いとなります。

追い越し車線を適切に使い、走行車線へ戻る行為は、交通全体をスムーズにする思いやりある運転の証です。

一般道でも、後続車が連なっているにもかかわらず道を譲らない行為は、道路交通法第27条(追いつかれた車両の義務)に関連する場合があります。

「追いつかれたら、できる限り左に寄って道を譲る」のが基本ルールです。

④ 事故リスクを高める「煽りハンドルやショートカット右折」

ハンドル操作にまつわるNG習慣は、自分だけでなく周囲の車・バイク・歩行者を巻き込む重大事故に直結します。

左折時に一度右へ大きくハンドルを切ってから曲がる操作を「煽りハンドル」または「振り返し」と呼びます。

大型トラックやバスが行う場合は、後輪の内輪差を補うための必要な操作となりますが、一般の乗用車でこれをやってしまうのは完全にNGです。

問題は、左折前に右へ膨らむことで、後続のバイクや自転車が「左に進めるスペースができた」と勘違いして入り込んでくる点です。

その後、左折するとバイクや自転車を巻き込む事故が発生します。

これが「左折時の巻き込み事故」のメカニズムで、毎年多くの死傷者が出ています。

乗用車の内輪差はほとんどの場合、50cm〜70cm程度です。ホイールベース(前輪と後輪の距離)が短い車ほど内輪差は小さくなります。

自分の車の内輪差を正確に把握し、正しいラインで左折する練習を積むことが重要です。

交差点の中心(センターポイント)よりも手前でハンドルを切り、対向車線をかすめるように斜めに右折するのが「ショートカット右折」です。

一見スムーズに見えますが、この操作には複数の深刻なリスクがあります。

ショートカット右折のリスク
  • 対向車の直進車と正面衝突するリスク
  • 交差点を斜め横断してくる歩行者・自転車との衝突リスク
  • 対向車線の右折待ち車両との接触リスク

正しい右折は、交差点の中心に沿って大きく回るのが基本です。

教習所で「交差点の中心のすぐ内側を通る」と習ったはずですが、免許取得後にショートカット右折が習慣化してしまうドライバーは非常に多いのが現状です。

内輪差を必要以上に怖がり、前輪を大きく外側に振ってから曲がる「過剰な膨らみ」も事故リスクを高めます。

これはショートカット右折とは逆の問題で、膨らんだ分だけ対向車線や歩道に侵入するリスクが生じます。

内輪差は車種・ホイールベースによって異なります。自分の車の特性を把握し、練習コースや広い駐車場で確認しておくと安心です。

⑤ 余裕のなさを露呈する「感情的な加速」

「抜かされたくない」「信号を通り抜けたい」「遅い車にイライラしてつい前に出た」こうした感情から生まれる加速行動は、燃費を悪化させるだけでなく、重大な事故リスクを生み出します。

運転が上手い人は、どんな状況でも感情をハンドルに持ち込まないのが鉄則です。

隣の車に追い越されそうになると、無意識にアクセルを踏み込むドライバーがいます。これは「プライド」や「競争心」から来る感情的な反応です。

これは、速度超過につながりやすく、自分自身も精神的に疲弊します。

運転は競争ではありません。追い越されても安全に走ることのほうがはるかに重要です。

それまでゆっくり走っていたのに、黄色信号が点灯した瞬間に急加速して強引に通過しようとするのも典型的なNG行為です。

黄色信号は「止まれ(停止が困難な場合を除く)」を意味します。

この判断ミスによる交差点内の衝突事故(出会い頭事故)は、死亡事故につながるケースも多いです。

また、信号が青に変わった直後の急加速も問題です。右折待ちの対向車や、無理に交差点を通り抜けようとしていた車が残っている可能性があるため、青信号になっても1〜2秒確認してから発進するのが安全な習慣です。

交通の流れに関係なく、「気持ちいいから」「エンジン音を聞かせたいから」などの理由でフル加速するのも運転が下手な人の特徴です。

急加速はタイヤやエンジンへの負担が大きく、燃費も著しく悪化します。

AT車でも急加速時にはキックダウンが発生し、トランスミッションへの負荷が増大するので無駄な行為です。

信号の多い市街地では、どれだけ急いで走っても次の信号で止まることになります。

国内外の研究でも「市街地での強引な加速は到着時間をほとんど短縮しない」ことが示されています。

感情的な加速がいかに無意味で危険かを認識することが、成熟したドライバーへの第一歩です。

⑥ 同乗者と愛車を傷める「急がつく操作」

急発進・急ブレーキ・急ハンドルのいわゆる「急のつく操作」は、同乗者の乗り心地を著しく損なうだけでなく、車両各部へのダメージを蓄積させます。

大切な家族や知人などを乗せているなら、なおさら意識したい項目です。

操作車両へのダメージ同乗者への影響
急発進エンジン・クラッチ(MT車)・トランスミッション負荷増大頭が後ろにのけぞる、首に負担(むち打ち様)
急ブレーキブレーキパッド・ディスクの急摩耗、タイヤへの負荷頭が前に突っ込む、シートベルトが強く締まる
急ハンドルサスペンション・タイヤへの横力負荷増大体が横にふられる、乗り物酔いの原因にもなる
据え切りパワーステアリング機構・タイヤ接地面の摩耗停車時のきしみ音・振動、ハンドル重くなる感覚

駐車時にタイヤが完全に止まった状態でハンドルをフルに回す「据え切り」は、タイヤの接地面とステアリングラックに大きな負荷をかける操作です。

油圧パワーステアリング搭載車では油圧ポンプへの負担が増し、電動パワーステアリング(EPS)搭載車でも消費電力が急増してバッテリーや電動モーターに悪影響を与えます。

解決策は簡単で、ハンドルを回す前に少しだけ車を動かす(前進または後退)だけでOKです。

タイヤが転がっている状態でハンドルを切ることで、摩耗や負荷を大幅に軽減できます。

急操作ゼロの「滑らかな運転」を目指すコツとして、以下が挙げられます。

急操作ゼロの「滑らかな運転」を目指すコツ
  • 発進時はアクセルをじわじわと踏み込み、1〜2秒かけてスムーズに加速する
  • 減速時はブレーキの手前でアクセルを完全に抜き、エンジンブレーキを先に使う
  • ハンドルは必要最低限の量だけ動かし、左右への不要な修正舵を減らす

同乗者がグリップや天井を掴まなくていい運転。それが「上手い運転」の直感的な定義です。

⑦ 運転への集中を欠いた「スマホ・ながら運転」

2019年の道路交通法改正により、スマホながら運転の罰則は大幅に強化されました。

通話・画面注視など「保持」のみの違反でも違反点数3点・反則金18,000円(普通車)が科されます。

さらに事故を起こした場合は懲役1年以下または30万円以下の罰金(危険防止措置義務違反)の対象となるのです。

しかし、罰則の重さ以上に直視すべきはその危険性の深刻さです。

時速60kmで走行中にスマホを1秒間見ると、その間に車は約16.71m進み、普通乗用車約3台分の距離となります。

速度別に1秒間に進む距離をまとめた結果が、こちらです。

速度1秒間の走行距離
40km/h約11.1m
60km/h約16.7m
80km/h約22.2m
100km/h約27.8m

「止まっているからいい」と思いがちですが、信号待ち中のスマホ操作も道路交通法違反(車両が停止していない状態での使用)に該当します。

また、信号が青に変わっても気づかず、後続車に迷惑をかけることにもつながります。

ながら運転のNG行為をまとめると、以下のようになります。

ながら運転のNG行為一覧
  • スマホの画面操作・通話(ハンズフリーを除く)
  • カーナビやモニターを10秒以上注視し続ける
  • 飲食しながら片手運転
  • 助手席・後部座席に長時間振り返りながら話す

運転中のスマホは必ずドライブモードまたはサイレントモードに設定し、どうしても対応が必要な場合は安全な場所に停車してから操作してください。

カーナビの操作も、走行前に完了させておくのが理想です。

⑧ 対向車を危険にさらす「ライトの切り替え忘れ」

ヘッドライトの操作ミスは、自分の視界を損なうだけでなく、相手のドライバーの視界を奪うという点で非常に悪質です。

特にハイビームによる幻惑は、対向車ドライバーが一時的に前方を見えなくなるほどの影響を与えることがあります。

ライトに関連する問題点などは、以下のとおりです。

NG行為発生しやすい状況リスク・問題点
ハイビームの戻し忘れ郊外の暗い道から市街地へ入ったとき・対向車に気づかない対向車・先行車ドライバーの一時的な視力喪失
フォグランプの誤用霧でもない晴天の夜間に点灯しっぱなし後続車・対向車への眩惑、対向車を煽っているように誤解される
無灯火走行薄暮時(日没直後)・トンネル出口で点灯が遅れる歩行者・自転車・バイクから車の存在が見えない
デイライトだけで走行欧州仕様車のデイライトを夜間もそのまま使用後方にテールランプが点灯しておらず、後続車から非常に見えにくい

本来、夜間の郊外・暗い道では歩行者や障害物の早期発見のためハイビームを使うことが推奨されています。

問題は「切り替えを忘れること」です。

対向車や先行車を発見した瞬間にロービームへ切り替え、通過後はハイビームに戻す、これを繰り返すのが正しいライト操作です。

最近の車には「オートハイビーム(AHB)」機能が搭載されているモデルもあります。

この機能を活用することで、切り替え忘れを防ぐことができます。

ただし、AHBが正確に機能しないケースもあるため、過信は禁物です。

日没後すぐの「薄暮時」は、ドライバーからは意外と明るく見えますが、歩行者・自転車からは車が非常に見えにくい時間帯です。

この時間帯に無灯火で走ることは、事故リスクを大幅に高めます。

「暗くなってから点ける」ではなく、「夕暮れが始まったら点ける」という習慣が安全を守ります。

⑨ サイレンや周囲の異変に気づかない「無関心な運転」

運転中は前方だけでなく、後方・側方・音の情報も同時に処理する必要があります。

周囲への無関心は、緊急車両の通行妨害という法律違反につながるだけでなく、後方から接近するバイクや自転車の見落としによる事故の原因にもなります。

緊急車両(救急車・消防車・パトカー・患者輸送車など)がサイレンを鳴らして接近してきた場合、ドライバーには速やかに左側に寄せて一時停止する義務があります。

この義務を果たすためには、サイレン音を車内で聞き取れる状態にしておくことが前提です。

大音量のオーディオや、ノイズキャンセリング機能付きの高性能スピーカーで車外の音を遮断していると、緊急車両のサイレンに気づくのが大幅に遅れます。

救急車が1分遅れるごとに、患者の救命率が下がるという統計データもあります。

自分のオーディオ音量が、誰かの命に影響することを意識してほしいと思います。

多くのドライバーがミラー確認を「車線変更するとき」だけ行う習慣になっていますが、ミラーは常に周囲の状況を把握するためのものです。

各種ミラーの役割は、以下のとおりです。

ミラーの種類確認すべき内容
ルームミラー後続車との距離・接近速度を常に把握
左サイドミラー左後方の自転車・バイク・歩行者を確認
右サイドミラー右後方の追い越し車両・バイクを確認

信号待ちのたびにミラーを確認する習慣をつけることで、後方から高速で接近するバイクや、無理に割り込もうとする車に事前に気づくことができます。

「目視(直接確認)」も、車線変更前・左折前には必ずセットで行いましょう。

ミラーには死角があるため、目視とミラー確認の両方が必要です。

⑩ 渋滞を悪化させる「ファスナー合流の妨害」

「ファスナー合流(ジッパー合流)」とは、合流地点の先頭で1台ずつ交互に入る合流方式です。

ファスナー(ジッパー)の歯が噛み合うイメージから名付けられたこの方式は、国土交通省や高速道路各社も正式に推奨する、渋滞緩和に最も効果的な合流方法です。

にもかかわらず、日本の道路では「合流車線の先頭まで走ってから入るのはずるい」と勘違いして、合流しようとする車をブロックするドライバーが非常に多く見られます。

これはファスナー合流への理解不足から来る行為であり、むしろ渋滞を悪化させています。

合流車線が長い場合、早々に本線へ合流しようとすると走行車線の流れを止めてしまいます。

逆に合流車線の先頭まで走りきってから1台ずつ交互に入ることで、合流車線も走行車線も最大限に活用でき、渋滞の長さが大幅に短縮されることが研究・実証されています。

行動正しいかどうか理由
合流車線の先頭まで進んで合流する正しいファスナー合流の基本。渋滞を短縮する
合流車線の途中で強引に割り込むNG走行車線の流れを止め、渋滞を悪化させる
合流しようとする車をブロックするNGあおり運転と見なされる場合もある
2台以上続けて合流するNG1対1の交互合流ルールを無視している

ファスナー合流では、走行車線を走るドライバーが合流車を1台だけ入れることが前提です。

「1台だけ入れて、次は入れない」という意識を持つことで、交互合流のリズムが保たれます。

合流を受け入れることは「負け」ではなく、全体の渋滞を短くするための協力行為です。

渋滞の中でたったひとつの思いやりある行動が、全体の流れを変えることがあります。

渋滞がひどいほど、ファスナー合流の効果は大きくなります。

まとめ:上手な運転は「相手にブレーキを踏ませない」気遣いから

本記事で紹介した10のNG習慣を振り返ってみると、すべてに共通するキーワードが見えてきます。

それはm「自分本位の運転が、他者のストレスや事故リスクを高める」という事実です。

逆に言えば、運転が上手いドライバーとは「他者にとって予測しやすく、ストレスを与えない存在」であることを意味します。

特別なテクニックや高度な判断力よりも、日頃の意識と小さな習慣の積み重ねこそが上手な運転の源泉です。

運転が上手いドライバーの3つの共通点を要約すると、以下となります。

共通点具体的な行動
予測運転周囲の動きを先読みし、自分の行動を早めに周囲へ知らせる
スムーズ操作急のつく動作を避け、同乗者も車も傷めない丁寧な操作
法令遵守と思いやりルールを守りながら、相手の立場に立って考えて行動する

「人の振り見て我が振り直せ」という言葉の通り、他のドライバーのNG行為が目についたときこそ、自分の運転を見直す絶好のチャンスです。

「あのウインカーのタイミング、自分はどうだろう?」「自分もパカパカブレーキになっていないか?」と内省する習慣が、着実にあなたの運転レベルを高めることでしょう。

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