アイシスってどんな車?

基本スペック

参考グレード:プラタナ2.0 全長4640mm×全幅1710mm×全高1640mm/重量1470kg/駆動方式FF/
2リッター直4DOHC16バルブ(155ps/6000rpm)/トルク19.6kgm/4000rpm/
価格220万円(2003年〜2008年モデル 3代目RB型)
 

コンパクトなサイズと使い勝手の良さが魅力

2004年に発売された「アイシス」はユニークな使い勝手とスタイリッシュなボディデザイン、両側スライドドアを持つトヨタの新提案7人乗りコンパクトミニバン。

開発コンセプトは「柔(じゅう)・空間」。

障子や襖(ふすま)のように、空間を自由に、柔軟に使えるクルマを目指したという。具体的には、助手席タンブルシート、チップアップ機構付きセカンドシート、床下格納機構付き3列目シート(トヨタ国内初)など、既存の技術や新しいアイデアを盛り込み、多彩なシート機能を与えた。

エアロパーツ装着グレードのプラタナは、全幅が1710mmのため3ナンバーとなるが、それ以外のグレードはすべて5ナンバーサイズ。(注)自動車税は排気量で決まるため、アイシスにおいては5ナンバーも3ナンバーも同額となり維持費は変わらない。

中でも人気なのはエアロ装着のプラタナ。飽きのこない上品なデザインで、奇抜さで目を引くというより、実用性を重視したデザインで未だに古く見えないのも人気の秘訣と言える。

最大の特徴は左側センターピラーレスドア

前席と後席ドアの間にボディを支えるピラーがなく、前後ドアを開けると、広大な開口部を利用できる。レジャーシーンはもちろん、介護福祉などにも利用価値は大きい。助手席側の開口部は幅1890mm×高さ1190mmと圧倒的な間口の広さ。

使い勝手抜群の多彩なシートアレンジ

シート配列は3列で、2-3-2の7名。

助手席シートは背もたれを前に倒しテーブルとして使用可。さらに、座面ごと前に持ち上がるタンブル格納するのでセンターピラーレスと合わせて利用すると、大開口部から自転車や家具などの大物を入れる時に便利。
左側後席への乗降性は類を見ないほど向上。

2列目シートは6:4分割で前後スライドが可能。座面を後方に持ち上げるチップアップ方式を採用し、助手席タンブル格納と組み合わせれば、車両中央をラゲージスペースとして活用可能。
左側電動スライドドアは全グレード標準装備。
 
3列目シートは大人にはややサイズが小さめだが、2列+3列シートのフルフラット化が可能。車中泊にも対応している。さらにトヨタ国内仕様初という後方床下格納タイプで操作は簡単にでき、荷室に大空間が得られるのはいざという時に便利。
 
3列目シートは、ふだんはラゲッジスペースとしての使い易さを考慮して、座り心地より簡単収納が優先された仕様となっている
 

1.8Lと2L、2種類のガソリンエンジンを搭載

搭載エンジンは、ガソリンの直4DOHCが2種類。1.8Lの1ZZ-FEと2Lの2AZ-FSEで、主力エンジンは後者となる。

1.8Lはロングストローク設定で吸気側のバルブタイミングを可変制御するVVT-iを装備。低速トルクが豊かで、実用性は水準レベル以上。2Lは燃料供給が直噴式。1.8L同様にVVT-iを装備し、低燃費と高出力を両立している。

10.15モード燃費は最高14.4km/Lと、最新モデルにも見劣りしない。

搭載ミッションは1.8Lモデルが4AT、2.0LモデルがCVTとなり、2.0Lプラタナには7段スポーツシーケンシャルシフトを搭載。

1.8リッターエンジンに4段ATのモデルは低速トルクもあり、街乗りでは文句ない走行性能は、高速走行時や大勢乗車時などは加速の物足りなさと、エンジンの騒音が若干気になるが2リッターエンジンよりも燃費面では上回る。

2リッターエンジンにCVT搭載モデルは、CVTにありがちなエンジン回転がやたら高くなる感覚もなく、ごく自然にスピードを上げていく。従来のCVTの悪癖を解消しエンジンノイズも含めて静粛性も十分に高くグレードアップされた。

シーケンシャルモードでは、まるでスポーツカーを操っているような、小気味よい走りが味わえる。
 

スポーティーな走行性能

運転感覚は見た目以上にスポーティー。
ドライバーズシートからの眺めは、ミニバンというよりセダンに近く、パワステは欧州車のように手応えがあり、ボディ剛性もしっかりしていて思い切った走りが出来る。一人で乗っているとピラーレスのミニバンであることを忘れてしまう。

ホイールベースが長いことから直進性が良く、乗り心地も落ち着きがあり、重心が高くないため、ロール方向の動きはボックス系ミニバンである「ノア/ヴォクシー」よりはるかに穏やかで峠道でもストレスなく走れる。車酔いしやすい子供でもカーブでの揺れが少ないアイシスなら酔いにくい。
 

基本は5人乗りでゆったり

トヨタによると、5ナンバーサイズの7人乗りミニバンの場合、サードシートを使うのは1年に1度か、2度というデータがあるという。ユーザーの多くは3〜4人家族で、おじいちゃん、おばあちゃんが来たときに、ちゃんと全員乗れることが大切らしい。あるいはおじいちゃん、おばあちゃんがオーナーで、孫たちが遊びに来たときに便利だから、という人もいるという。
だから、サードシートはあくまで緊急用。普段は2列目シートまでを家族で使い、サードシートは床下格納し、荷室を広く使用することで、人も荷物もゆったりと使用できる
 

オススメグレードはプラタナ

スポーティーな外観と内装もこだわった「プラタナ」がオススメ。

プラタナ専用エアロにディスチャージヘッドランプが標準装備、ブラック内装色、フォグランプ、純正アルミホール、など、外観デザインがカッコ良くキマっており、現行モデルとデザインもあまり変わっていないので古さも感じない。
 

 

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